第4話

第4話
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2020/04/27 06:07
skt side


ドクンッドクンッ…


なんで俺の心臓がこんなに
ドキドキしているのか、というと…。

折原くんが俺にバックハグしてる。
理由は、たぶん俺が急に震え出したから。

今は震え止まったけど、
まだ折原くん続けてるんだけど………?




『…坂田くん耳元
「ビクッ))ひゃいっ?!」
『んふふっ…』
「耳元で笑わんといてやぁ………」
かわええな
「んぇっ」







snr side

耳元で囁いたらえらく可愛い反応するやん…w
すんごい耳赤いし…。


俺は好奇心にかられ、
後ろから耳にかかったマスクをすっと外した。

外されたマスクはポトっと下に落ちた。

『んぇっ』
坂田くんは驚いた顔をして
バッとこっちを睨みつけた。
その顔は髪の色と同じくらい赤くなっている。

『んな、何すんだ…よ…!!』


あ、怒らせちゃった?
「ごめん、手が当たってしもて…」
『…わざとじゃないならいいけど…
 これからは気をつけて欲しいです………』

「あ、あのさ、なんでずっとマスクしてるん?」

あぁ、聞いてもうたわ。
『折原くんには関係ないです…』
「折原くん、じゃなくて、センラって呼んで?」
『ぇ、あ、せん…ら』
「よろしい^^*
あ、マスクのこと。
聞かれたくなかったよな、ごめん」
『あ、いや、大丈夫
 あと…俺のこと、くん付けは無しで…』
「お、まじ?!じゃあ坂田!よろしゅうな!」



ちょっとお近付きになれた気がするわ…((
でもやっぱり、マスク付けとらん方が
かっこええのになぁ……?










skt side

最悪や。
マスク外した顔見られた。
わざと取ったんじゃない、ってゆうから
あんまカッとなったら悪いから
抑えたけど、
折原k……センラ、ぐいぐい来すぎやろ…


バックハグはまじでびっくりした
まだ顔が熱いもん、、







お互い呼び捨てになったけど、
友達、ではないから大丈夫………。



























snr side

やった!やったぁ!
坂田と友達になれたぁぁ!!!

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