第5話

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2025/08/16 07:05 更新











   



























     

















   ふわり、と鈴蘭のような

   優しい香りが俺の身体を突き抜ける



















雫石 あなた
 貴方の一生の後悔として 
  添い遂げてあげる 











   それと同時に







竈門炭治郎
 … ッ 
















    ________________ ザシュ














  
竈門炭治郎
( …全く反応できなかった )










   風になった無数の冷たく鋭い氷の刃が

   己に飛んできて頬や胴などの

   色々な所を掠め、細かい傷を作った
   
















竈門炭治郎
 … なんで今、俺に
 命に関わる傷を負わせなかったんだ 




雫石 あなた
 …    








   





   キミはもう非情で卑怯で理性も無くし

   剥き出しの本能のまま人を殺す鬼と


















  なにも変わらないはず 

         それなのに _________________




























竈門炭治郎
( あの時の匂いのままだったんだ )













   多少鬼の匂いは混じっているが

   俺の知るキミ特有の鈴蘭のような香り









   それを嗅ぐと、

   どうにも頭が狂いそうになる







竈門炭治郎
 … っ 






 


   俺はさっき、彼女 _______ 上弦の弍の

   攻撃に全く反応出来なかった 。










   彼女はやろうと思えば

   致命傷を負わせる、いや、

   俺を殺すことだって出来たはずだ














   なのにキミがそれをしないのは

きっとまだ ______


















雫石 あなた
 さっき言ったでしょ 
雫石 あなた
 即死なんか
 生ぬるい物にしてあげないって 









雫石 あなた
 貴方の幸せを全部奪って
   殺してから喰べてあげる 




竈門炭治郎
 …っ 












   __________ 人間としての心が残っているから












竈門炭治郎
( そんなこと、あるわけないのにな )


















   なんて、自分が望む展開を

   思い浮かべてしまって勝手に絶望する



            
  











雫石 あなた
 炭治郎の周りの人間を騙して
 キミを孤立させるのもいいし…
雫石 あなた
 そこの鬼ねずこを無惨のところに 
  引き渡すのもいいよね 





雫石 あなた
 ねぇ、炭治郎
 どっちの方が嫌? 





竈門炭治郎
 …… 巫山戯るな 
竈門炭治郎
 俺の大切な人には一切手出しさせない 




雫石 あなた
 へぇ、? 
















 ___ 私のことは殺した癖にそんなこと言っちゃうんだ





















竈門炭治郎
 …… は 












   氷のように冷たく鋭く

   棘のある低い声でキミはそう言った











雫石 あなた
 大切な人を守りたい? 
雫石 あなた
 それってさ、貴方にとって私は
 大切な人じゃなかったってこと?  









雫石 あなた
 酷いなぁ、たった一人の幼馴染なのに 














竈門炭治郎
 …    














































竈門炭治郎
 一体、なにを言っているんだ 














   意味が分からなかった

          __________ だってキミは


















      あの蒸し暑い夏の日の朝


























竈門炭治郎
( 青い彼岸花に囲まれて
     " 凍死 " していたんだから )



































































竈門炭治郎
 … う " あ" っ 
























   



   その瞬間、己の脳に

   割れるような痛みが走った

























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順番にやっていきます!!

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