あれから、一週間がたった。
月日の流れは、遅いように見えてすぐに過ぎていく。
電話がなっていた。
電話の音で、現実に戻される。
そうだ、ここは会社だった。
業務連絡を交わしながらも、ずっと頭の片隅にはオーディションのことがあった。
その夜のことだった。
何も考えずにスマホを見る。
メールが来ていたことに気づく。
会社のときに来たのだろうか。
「あなたの名字あなたの下の名前様へ
合格の方からの連絡がないため、あなたの名字様の合格となります。
◯-◯-◯◯ こちらが事務所となっております。
企画などのため、◯月△日 ◯時~ ディスコードに入ってもらえると助かります。
そこで、あなたの名字様の実力や、企画の説明があり、◯時から、撮影となります。
用事等、ありましたら◯◯◯-◯◯◯◯-◯◯◯◯までどうぞ。」
私が....正式にメンバーに...!?
ディスコード繋げる日にち....明明後日...
その間に機材揃えなきゃ...
まさか本当に受かるとは思っていなかったがために、何も準備をしていない。
何か予定があるとかないとか...そういう気がするとかしないとか...そういう噂があるとかないとか...
ということで、友達を誘うことにした!!(道連れ)
友達の名前は冷崋です☆(主の独断)
ちなみに私も無理です☆(←未だにおつかい行ったことありません)
ということでたっだいま~!!
ふぅ...れいちゃは冷たいふりして優しいんだよね...
何かおんりーみたい...!!(私の中ではおんりー=ツンデレ)
メンバーカラーもきめなきゃだけど、多分ディスコードで決めるよね!うん!!そうだよ!!
実感なんか沸くわけないよね?普通。
推しと話せるとか...
夢でもほぼほぼないし...
あぁぁ!!もう!明後日がたのしみで眠れないぃ!!
爆睡しました☆Zzz...
















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。