手が触れる
ほんのあと数cm
その時だった
急に白い何かが飛んできて、私達の手の間に入ってきた
飛んできたそれをよく見ると
毛並みの整った、腕の中で抱けるサイズのうさぎさん
うさぎさんは人馴れしてるように
私の手に擦り寄って来てくれる
使い魔っていうと、物凄い呪いとか執念を
持ったモンスターみたいなイメージが…
真っ白でふわふわの見た目からは、そんな
害悪なものは一切想像が出来なかった
おいで、と彼が軽くうさぎさんに手招きすると
これまた慣れた動作でぴょんっと飛んだうさぎ
さんを優しくキャッチして抱っこしていた
それに…と少し照れたように顔を逸らされる
必死すぎてキモイかもだけど、と口を尖らせて
赤く染まった頬を手で隠してしまった
あの時の同じ、命令口調なのに
今は何も起こってない、怖くもない
照れてるからなのか
見た目は同い年くらいとはいえ、自分と関係ない存在に
感じた分、年相応なその言動に親近感すら湧いてしまう
私も、照れくさいけどそう一言
緊張していて気が付かなかった
どこか懐かしい桜の香り
少しずつ、心が和らいできた
うさぎさんの首根っこを掴んで、拗ねたように
そういう彼を宥めて、うさぎさんを私の腕に招く
うさぎさんを撫でながら口を尖らせそう言う
さっきのこの人の真似っこだもんね
疲れたように天を仰ぐ彼に、ごめんなさーい
と心の中では謝っておくことにした
ずっと聞いてなかったな
この人は私のこと知ってたけど
あぁ世の中怖い怖い
確かに年は変わんなそうだけど…
立ち居振る舞いは大人っぽい
でも言動たまに子供っぽい
私は今年で16だけど
今は初夏…1年の中でも始まりの方だから
この人の場合 今年17の可能性が高い
さっきの可能性一瞬でぶっ壊された
確率の問題か何かですかね??????
まぁ同い年だもんね
敬語を使うような立場ではないか
くくっ、と笑う…らん、くん………
いや慣れない、名前呼び慣れない
心の中でこんなんなのに実際に呼べるわけない
自分の心の中と、らん…くん、との会話
両方を成立させるような問を、誰宛かも
なく、夏の蒸し暑い空気の中に融かした
仄かな風に乗って、彼の桜の香りが また鼻腔を擽った
最終回……????( ※ 早い短い意味が分からない )
交換宣伝です⸜🙌🏻⸝
六奏さんのR短編集ですね
短編集と聞くと1回はリンク開いちゃうほど
短編集、反応集は大好きでございます🤭🤭
紫さんのキャラとこちら側の需要を
よくお分かりの方でした…😚
生意気な年下キャラ大好きなので大歓喜です
やはり緑さんのようなハイスペの方は
芸能界にいてもモテモテだそうですね
そんな人の彼女さんになれる世界線です🫣
まずタイトルの書き方が好きでした🥹
恋まで、振り向くまで のカウントダウン系
とっても好きなので全私の全細胞が喜びました
平和のことをとても楽しく学べます(嘘です)
琉雫々ちゃんが書くお話はどれも新鮮なので
読んでて楽しいし、発想力とんでもないです😉
魔王子さん達とのお話です🖐🏻
元々真逆な御二方ですが、恋愛観としても
別々の甘々が楽しめちゃう素晴らしいお話です
メンヘラ赤さんいいですね、大好きです🫶🏻️
赤さんのちょっと愛重い設定がほんとに大好物
なので、私情ながらめちゃくちゃ更新楽しみです
ここへ来て王道幼なじみとのお話になりましたね
赤さんの幼なじみネタは私も書いているんですけど
また違ったかっこよさのある赤さんが楽しめます♪
沢山ありがとうございました💌🧸













編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!