第57話

【短文】 紫煌が消えた!?
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2025/09/08 14:50 更新
Infinite Rebellion
待て。
トンデ・ミテ
…ちっ、やっぱり現れたか…。
紫煌ノ乱
…Rebellionさん…。
少女が私を勧誘して引き込もうとしたときに、
Rebellionさんが現れ、制止してくれた。
トンデ・ミテ
…みんなここは一旦引くよ。
ラ・モレーナ・クモナイ
へいへい。
幽玄ノ乱
そう易々と見逃すはずが…
紫煌ノ乱
私の元に少女はふらっとやってきて一言、
トンデ・ミテ
私に加勢しなくとも、今の現状がしんどいと思うなら家出するのも手だよ。
紫煌ノ乱
…!
少女はそう言って私の目の前から消えてしまった。
幽玄ノ乱
…んー…双竜、おはよ…
双竜ノ乱
おはようお姉ちゃん。
幽玄ノ乱
…紫煌見なかった?
私は双竜にそう聞いた。
紫煌は昨日、あのことがあってきり、
あまり私達に口を聞かないまま早くに寝てしまったのだ。
そして今のところ出会っていない。
紫煌の部屋にはいないし…。
どこにいるんだろう…。
双竜ノ乱
…なんかリビングのテーブルに書き置きみたいなのない?
幽玄ノ乱
…ほんとだ。
私達はそこのテーブルにあった書き置きを見た。
そこにはこう書いてあった。
「旅に出ます。探さないでください。 紫煌より」
私はその事柄を理解するのに少しの時を必要とした。
…そうして完全に理解し…

























































幽玄ノ乱
はわわわわ!?紫煌どっか行っちゃったんだけど!?どうしよう…!?
双竜ノ乱
お、おおおお姉ちゃんここは一旦落ち着いてててて
Infinite Rebellion
お前ら一旦落ち着け。
幽玄ノ乱
…うん
双竜ノ乱
…はい
私達は落ち着き、とりあえず状況整理をした。
Infinite Rebellion
…まぁ考えるに昨日来た奴に何か吹き込まれたってところか。
あるいは…
幽玄ノ乱
よしそいつらとっちめる
双竜ノ乱
私達で滅ぼす…滅ぼさないといけない…
Infinite Rebellion
…まて、落ち着け。
…おそらくまだあっちの陣営についたわけじゃない。
ただ…恐らく紫煌は自分探しの旅か…何かに出たのだろう。
幽玄ノ乱
…とりあえず探そっか…。
双竜ノ乱
そうだね…。
とりあえず私達は紫煌を探すことにした。
リベには留守番してもらうことにした。
紫煌ノ乱
…綺麗
私は朝、あの書き置きをして家を出た。
今はとても気分が清々しい。
…まさか家出をしてみると存外楽しいものだとは知らなかった。
私はあの少女に内心感謝していた。
ちなみにここは山の頂上。
今まで登ったことはなかったので登ってみたかったのである。
頂上からの景色は別格で、様々なものを見渡せる。
勿論、姉さん達の家も。
紫煌ノ乱
…さーて、次はどこ向かおうかな。
双竜ノ乱
…!見つけた!
紫煌ノ乱
そ、双竜姉さん!?
双竜姉さんが空から降りてきたのである。
そういえば双竜姉さんは空飛べるんだった…。
…ってまずいこんなすぐに帰るわけにはいかない。
逃げないと…。
双竜ノ乱
待って!逃げないで!私と帰ろう!?
紫煌ノ乱
んー、もうちょっと家出させて!!
双竜ノ乱
いや帰ろうって…
紫煌ノ乱
おりゃっ
双竜ノ乱
いたっ
紫煌ノ乱
…えっ
今私はなんとなくで放った攻撃が双竜姉さんに当たった。
しかもまぁまぁ痛そうな声で。
双竜ノ乱
…あっ別に癖で言っただけでそんな痛いわけじゃ…。
紫煌ノ乱
…それはそれで傷つく
双竜ノ乱
…と、とりあえず!帰るよ!
紫煌ノ乱
嫌だ!私は逃げる!!
双竜ノ乱
ちょっとまっ…
私は全力で逃げ出した。
紫煌ノ乱
…双竜姉さんは速いけど小回りは利かないから山道では有利…。
そんな中私は一つ見落としていたことがあった。
この山は落石注意とされていることを。
紫煌ノ乱
…あっ
私の頭上に大きい岩。
…この距離。避けることはできない。恐らく死ぬだろう。
紫煌ノ乱
大人しく双竜姉さんと帰ればこうはならなかったのだろうか。
でも…まぁ。
…ここで終わることに私は不思議と嫌悪感を抱くことはなかった。
そう、まるで私は初めからこれを望んでいたいたような。
そんな感覚がして。
…ドンッ…という音と共に私の意識はそこで途絶えた。
双竜ノ乱
…紫煌~。どこ~?
折角お姉ちゃんと別れて探して、
要約見つけたというのに、早速見失ってしまった。
私は乱最速では合っても、小回りが利かない。
それを紫煌に利用されたのだろう。
双竜ノ乱
…まさか、こっち行ってないよね。
ここは普段誰も入らない場所。
それは落石がよく起こる場所だからである。
だけど、紫煌はそれを知らない。
もしかしたらこっちに逃げた可能性だって。
…そう思うと私は途端に悪寒が走った。
間違いなく紫煌が危ない。
そう思った私は全速力で駆け出していた。
双竜ノ乱
紫煌!見つけ…!?


































































そこにいたのは、落石に頭をぶつけ、血を大量に流しながら倒れている紫煌の姿であった。
双竜ノ乱
~~~!!!
~~~~~~~~~~~~!!!
紫煌ノ乱
…んうぅ
私は死んだのではないか、そう思った矢先、
少し意識が覚醒すると、目の前にいたのは双竜姉さんであった。
双竜ノ乱
よかった…生きてた…
とりあえず家に帰るよ!!
私は有無を言わさず双竜姉さんに抱えられてしまった。
…あぁ、やっぱり。私って…。
紫煌ノ乱
…双竜姉さん。
双竜ノ乱
下手でに喋らないで。
これは紫煌の為だから。
紫煌ノ乱
…私っていつまで経っても、結局役立たずだったね…。
私はそんなことを言った。
少し覚醒したとあの時述べた通り、
私は既に瀕死なのには変わりなく、
一つ双竜姉さんに言いたかったことはこれなのであった。
そうしてそれを言えて満足した私は意識が薄れていった。
双竜ノ乱
そんなわけ…!紫煌は…!私の…私達の大事な妹で…!
~~~~~~~~~~!!!
双竜姉さんが何か私に呼び掛けているとわかったところで、
私の意識は完全に暗転したのであった。

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