頭がぼんやりする
口が上手く動かない
聞き覚えがある
昔いつも必ず聞いた声
今でも覚えてる。母と薬を作ってる記憶
昔は冷たい返事も疲れてるんだと思った。だから早く薬を作れるようになって楽させてあげたいと思った。
だけど今見るとただの道具としかみていなかったんだろう。早く薬を作らせて全部私に押し付けるために。
そう言うと親はすぐに客の方に向かった。
私の家は薬屋だ。それもまあまあ有名な
薬屋自体はかなり古くからあった。200年くらい前からだろうか
だけどその歴史は私の親の代で壊れた
魔物が母に近づく。
____母はそう言いこの世を去った。
母は私を産んだことで集中力、運動神経が悪くなったらしい
父の方を向くとすでに死んでいた。
それに気づくと同時に母と父の混ざったまだ温かい血が足に流れてくる
魔物がこちらに近づくとすぐに立ち上がり魔物と逆の方向に走る。
足についた温かい血を地面につけながら走る。
ド ン ッ____
小石に躓いて転んだ。
思い出したのか死体の元に走る
冷たい死体に触る
代々受け継いできた薬の作り方。ほとんど魔物に破られていた
家も魔物に壊されており形もない。
そうきらきらとした目で命の恩人を見る
そういい恩人と血のついた手を繋ぐ。













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。