ナデナデ
……
変な顔だw
……
あんな話を聞いてもお前は俺と居る事を選ぶなんて
なんて馬鹿なんだろう
それでも嬉しかった
そうやって言って貰えるのをどこか俺は期待していた
甘えだと自分自身でも理解してる
こんな話を聞いてもそばにいて欲しいと願った
…少し散歩でもするか
・
・
・
確か、姉さんが死んだ日も綺麗な満月だった
雲ひとつない綺麗な夜空だった
…姉さんの命日、今日だったな
毎年墓参り行ってたのに行けなかったな
………いや、今からでも行けるか?
行こう、姉さんに会いに
・
・
・
・
やはりそんな急に動くものじゃないな
確か姉さんの墓は…
[霜月 零花]
母さん達は分からない
墓も生死も
だから姉さんは今一人ぼっちなのだ
…ッ
今日改めて思い出したから分かる
姉さんの辛さや悲しさを
今まで見ないフリをしていたんだ
ただ罪を背負うだけだった
あぁ、俺はッッ
アァッッ
姉さん、俺……
まだ生きるッ
光を掴んで生きるよッ














編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!