現在時刻は深夜1:00。外も静かになり、たまに車の走る音が聞こえてくるぐらいだ。Lは相変わらず自分の部屋で甘いものを食べながら仕事をしている。
掃除をしようかとも思ったが、深夜なのであまり大きな音も出すことが出来ない。かと言って、出かけることも出来ない、Lが心配する。
リビングのソファーに寝転がり、考え事をする。
私は自然に寂しいと思っていた。本当は今すぐLに会いに行きたいが、忙しくなると言っていたので、邪魔をする訳にも行かない。
しばらく考えたが、不思議な事に全く思い出せない。
考えていたらなんだか眠たくなってきた、気づけば私は眠っていた。
同日 午前 10:00
私は重いまぶたをこすりながら時計を見る。どうやらソファで寝てしまっていたらしい、身体が痛い。
私は急いで自分の部屋に向かい、服に着替えた。
実は11時から友達と約束があるのだ。
ろくに携帯も確認せずに、家を飛び出した。
Lには事前に伝えてあるので大丈夫だろう。
30分後
約束の場所に着いた。
まだ約束の時間ではないから、少し近くのカフェで待機することにした。
私はアイスコーヒーを頼み、店内の様子を眺める。
そして携帯を見てみると、メールが届いていた。
メールの内容を確認する。
メールの内容は、急用で行けなくなってしまったとの事だ。急用ならば仕方がない、私はアイスコーヒーを飲んで帰ることにした。
10分後
私はレジの前まで進む。すると、レジの前に美味しそうなお菓子が並べられていた。どうやらこのお店にしかないオリジナル菓子のようだ。甘そうだったので、Lに買っていってあげることにした。
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自宅
私が玄関を開けてそう言うと、奥から足音が聞こえてきた。
足音の正体は私の愛しい人。
なんだかLと久しぶりに会話をした気がする、とても嬉しい。
そう言ってLは微笑む。
そう言ってLはキスをしてきた。
私もお返しのキスをして、2人で笑いあった。
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ここまでお読み頂き、ありがとうございます!
更新遅くなってすみません、
次回もお楽しみに!!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。