第12話

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2026/01/10 11:07 更新















hsrb
   …二人いい感じじゃない?   

あなたが呼ばれた方へ行った後
小柳君と二人で妙に気まずい空気になった。

それもそうだ。俺があなたを好きなのを
知っている癖にちょっといい感じなんだもん
Kyng
   いやお前の方がいい感じだろ   
楽しく手まで繋いじゃって
hsrb
   でもあなたは小柳君一筋じゃん   








hsrb
   あーもう、無理だよ俺
俺の初恋は虚しく散るんだ

いざ声に出すと思ってたより辛くて。
いたたまれなくてその場にしゃがみこんだ

俺がもっと、小柳君みたいにかっこよかったら
あなたは俺の事好きになってくれたのかな

Kyng
   ……悪いな   
hsrb
  …別に小柳君は悪くないでしょ   
Kyng
   あ、おい!   

小柳君の声を聞こえてないフリして
見向きもせずに早足で帰った。
ほんとはあなたを待つ予定だったけど
きっと今の俺、酷い顔してるから
こんな顔じゃ会えないし。












hsrb
   …はぁ、  



絶対俺が一番あなたの事好きなのにな











inm
   え知らないの?転校生来るって   
あなた
   いや聞いてない聞いてない
私の担任全然喋んないもん

あ、そういえば
から始まった転校生の話。

最近騒がしいなぁとは思ってたけど
転校生が来るからだったんだ。知らなかった
あなた
   えどこのクラス?   
inm
   C、マナと一緒だって   
あなた
   へぇ、そーなんだ   
男と女どっちかな!?
inm
   男らしいよ   
あなた
   まじか!!   

どんな人なんだろ、早く会いたいなぁ

ウキウキでつい歩く足が早くなって
後ろから早いって怒られた。ライが遅いんだよ

















あなた
   ……見えな、   

C組の廊下には転校生を見に来た
生徒達でいっぱいだった。
なんとか体を捻じって人混みの中に入って
やっとの事で窓から覗けた!と思っても
転校生がいるであろう席は一軍の男女が
囲って質問攻めしてるみたいで見れなかった。
hbc
   あ、あなたやん!久しぶりやなぁ!   

顔をしかめていたら
教室からひょこっとマナが顔を出してきた
こんなに人数が居てうるさい廊下でも
マナの明るい声は鮮明に聞こえた

あなた
   久しぶり!ねぇ転校生どんな感じ?   
hbc
   …なんて?   
あなた
   久しぶり!!!   
hbc
   いやそこは聞こえてんねん!   

マナの声は聞こえても後ろがうるさすぎて
私の声が聞こえないみたいで
まともな会話が一つもできなかった。

結局その日は諦めて次の日見に行く事にした







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