第7話

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2025/01/15 06:47 更新
??
誰かヒキガエルを見なかった?
ネビルのが居なくなったの
女の子は、コンパメートを開けて第一声、そう言った。
気が強そうな女の子で、一冊の本を持っていた。
(なまえ)
あなた
御免なさい、私は見ていないの…
すると女の子は、溜息を吐いた。
??
見ていないのね、
さっきから探しているんだけど…
困っている様だったので、勇気を出して声をかける。
(なまえ)
あなた
私で良ければ…一緒に探させてくれない…、?
でも、そんな必要は無かった様だ。
彼女は私の目をはっきり見て、「No」と答えた。
そして、ハリーの方を見て、また私の方を向き直した。
??
貴方、イベリス家の子と、あのハリー・ポッターね⁉
??
道理で何処か見た事があると思ったわ!
Harry
Harry
え、っと
ハリーが戸惑っているのにも関わらず、女の子は話を続ける。
??
まぁ…っ、
本当に傷があるのね。
??
貴方、『近代魔法史』 『闇の魔術の興亡』 『20世紀の魔法大事件』
何かに出て居るんだもの。
??
知らない筈がないわ。
(なまえ)
あなた
ハリーが、…?!
ハリーが有名だと言う事に、
驚きと疑問混じりの声を出す。

本人よりも、私が驚いてしまったようだった。
??
貴方、ハリーポッターを知らないのね…?
またもや驚いた顔をされた。
今日で何回目だろうか。
(なまえ)
あなた
そうだけど…
ハリーが何か教えてくれる?
女の子にそのことを言うと、
快く返事をもらえた。
??
ハリーポッターって言うのは…
目を輝かせ説明するため、いったん話を止める。
(なまえ)
あなた
ちょっと待って__
一旦、自己紹介をし合いましょう。
そう私が言うと、女の子も頷いてくれ、安心して自己紹介をする。
(なまえ)
あなた
えっと、
私はあなた・イベリス
…宜しくね
やっと話に付いて行けるようになったのか、ハリーとロンも私に続く。
Harry
Harry
僕はハリー・ポッター
よろしく。
Ron
Ron
僕はロン・ウィーズリー
本名はロナルドだけど…ロンってみんなに呼ばれてる。
私達の自己紹介が終わると、女の子も口を開いた。
Hermione
Hermione
私はハーマイオニー・グレンジャー。
宜しくね、あなた、ハリー、
え~、っとロン。
Ron
Ron
随分皮肉が効いている奴だよ
これでも聖28族なんだぞ
ロンが何か呟いているが、何も聞こえないふりをしておく。
暫くすると、ハーマイオニーはもう一度、ハリーについて教えてくれた。













(なまえ)
あなた
成程、ハリーは、その…
ヴォ…例のあの人を倒した人なのね
Hermione
Hermione
ええ、
(なまえ)
あなた
そんな事をした人に気軽く接していたなんて…
ハリー、ごめん
Harry
Harry
いや、僕も記憶もないから、
君がかしこまる必要もないし、謝る必要もないよ
私がそう謝ると、ハリーはジト目で此方に返事をした。
何やらハリーは選ばれし者について話されるのは余り好んでいないらしい。
Hermione
Hermione
ねぇ、あなた。
貴方、そう言っている割には、貴方も凄い人よ。
Hermione
Hermione
何て言ったって、貴方…
































Hermione
Hermione
イベリス家の人じゃない。






























そう言われた瞬間、何故か、空気が凍る。
気まずい空間を切り裂くように、話を続けた。
(なまえ)
あなた
それが、…何かあるの?
Hermione
Hermione
いや、やっぱり何もないわ
あなた、ごめんなさいね
ハーマイオニーは笑顔でそう言うと、くるりと体の向きを変えた。
コンパメートの扉を見つめるハーマイオニーを見る。

すると突然ハーマイオニーはハリーの前に行き、杖を取り出した。
Hermione
Hermione
それと…
Hermione
Hermione
貴方の眼鏡、ヒビが入っているわ
Hermione
Hermione
【oculus reparo】眼鏡よ直れ
ハーマイオニーがハリーの眼鏡に向けて杖を向け、そう唱える。

そして、杖から温かい光がハリーの眼鏡に向かい、
見る見る内にハリーの眼鏡が直った。
(なまえ)
あなた
わぁ、凄いね
Ron
Ron
ハリー、眼鏡が元に戻ったよ、!
ロンと私がそう言うと、ハーマイオニーは満足したように微笑み、
またコンパメートの扉の方に向かった。
Hermione
Hermione
もう直ぐホグワーツに着くわ。
私はもう戻るわね
慌てて窓を見ると、先程の綺麗な景色とは打って変わって、
山の奥に進んでいる様な景色だった為、慌てて散らかったお菓子を片付ける。
(なまえ)
あなた
有難う、ハーマイオニー。
ホグワーツに着いたら、また会おうね、!
私がそう言うとハーマイオニーは私達のコンパメートから去って行った。
Ron
Ron
変なヤツだったな。
変なヤツ。という言葉に耳を疑う。
(なまえ)
あなた
そう?
ハーマイオニー、凄く優しかったけど
Harry
Harry
まぁ、分からなくもないね
ハリーもそう言うので、自分が可笑しいのか。
と思ったが、そうとはどうしても思えないので、軽く溜息を吐いた。

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