第11話

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2022/08/14 14:02 更新






-------Yoongi side----------













あなたを韓国に連れてきて、
正解だったと思う。


メンバー達に頭を下げて、
あいつが元気が出るように
暇な時は構ってやってくれってお願いをしていた



ジミンとジョングクが
年も近かったから、仲良くしてくれてるみたいだ

ホソクや、他のメンバーも
みんなのお陰で、
あいつは少しづつ笑顔を取り戻してる気がする。







ジミン
あなたちゃんってー、
もしかしてヒョンの彼女さん???笑


ジミンがニヤニヤしながら聞いてくる



ユンギ
ユンギ
ちげーよ
俺は、好きだけど…





あなたへの気持ちに気づいたのは、
こっちに戻って来てからだった


半分壊れている状態のあなたを、
俺は放っておけないって気持ちだけじゃなく
愛おしいとさえ思っていた。

俺も結構病んでんな。。。笑


でも今は、アイツにとって
辛い時期だと思うから、
本心から元気になってほしかった。
地獄みたいな孤独から
抜け出して欲しかった。
俺がそうできたように。











ホソクから今日の待ち合わせに来なかった
と聞いて、なんか嫌な予感かしていた




俺が電話をしても出ない

もう21時を回っている、、、

とっくに手続きは終わっているはず

何してんだ、アイツ






仕事が終わって急いで家に帰る

ユンギ
ユンギ
あなたっ!!!!



部屋からは返事はしない
それどろか昼に出かけてったままの状態だった

空港に行ったっきり、帰ってないのか?





少しづつ元気になって来てたとは言え、
まだ精神的には不安定さは続いていた、、、

こんな長い時間、外に出てた事なんて
こっちに来てから一度もないはずだ

ましてやこんな、なんもしらねー土地を、、








急いで家を出る。


メンバーのみんなに電話をかけて状況を伝えると
手分けして探してくれた。








とりあえず空港に行ってみる。
あちこち走り回ってあなたの姿を探す


人も多いし、全然わかんねー



 
ユンギ
ユンギ
ったく、どこ行ってんだよ、アイツ、、、






するとケータイが鳴った


画面を見ると、、、
タクミからの電話だった


また、嫌な予感がした




📱
ユンギ
ユンギ
おいっ!タクミ!!!!
お前、、、まさか!!!!!


自分でもびっくりするくらい
大声で叫んでいた


たくみ
「ユンギ、、、珍しいな笑笑
お前がそんな、感情的になるなんて」
ユンギ
ユンギ
お前今どこにいんだよ
たくみ
「あー、俺?
韓国!!!昼くらいに到着したー!!」



、、、やっぱり


ユンギ
ユンギ
…あなたに会ったのか、、??
たくみ
「あなたねー、、、、会ったよ!
丁度、空港にいて、バッタリ!!」




ックソ!!!!



ユンギ
ユンギ
それでっ!!!!!
今何処にいんだよ、アイツは!!!!
たくみ
「今ー?それは分かんないわー
ちょっとだけ話して、すぐ別れたよ。」




たくみ
「あいつさ、、、だいぶ病んじゃったな笑
まともに会話も出来なかったよ笑笑」
ユンギ
ユンギ
… おい、誰のせいで、、アイツは、、




ダメだ、、、タクミがこうなったら、
もう何を言っても、無駄だ、、、






たくみ
「あなたを連れ戻しに来たんだけど、
あんな状態じゃあ、
もう仕事もできないだろうしね〜」
たくみ
「予定変更!!!
久々だしちょっとこっちで遊んでくわ!!
ユンギも行くかー??」
ユンギ
ユンギ
アイツは今行方不明なんだよ!!
言葉も通じねえ知らねえ土地に、
アイツは今1人なんだよ!!!!!
探す方が先だろ!!



言っても無駄だと分かっていても、
つい怒りが込み上げる




たくみ
「あーあ、やっぱお前も
あなたを好きになったワケね〜
ま、昔っから好きだったよな笑笑」



は?コイツは何言ってんだ?
てかさっきから、なんで笑ってられんだよ


たくみ
「まあ、いーんじゃない!
あなたもなんかお前と今作ってる曲が
大切とかなんとか言ってたし、、」
たくみ
「ハハハ
お前らには裏切られたよ〜〜」
ユンギ
ユンギ
....もういいよ。
お前とは、これっきりだ、、、
    



そう言って、俺は電話を切った。


こんな状態のタクミと会ったのか、アイツ

それできっと、またボロボロになって、、、

何処にいんだよ、、また、1人で泣いてんのか、、

、、、どこだ、あなたが行きそうな場所、、

どこか、心当たり、、、








さっきのタクミの言葉を思い出す







「「お前と作ってる曲が
大切とか言ってたし、、、」」









そうだ!!!






俺の作業室で、
アイツが言ってた言葉を思い出した






あなた
『私ね、なんでこの歌を
みんなに歌って欲しいかって言うとね…

韓国に連れて来てくれた日
飛行機から見たソウルの夜景が忘れられなくて。


私、暗闇が怖くって…
世界にたった一人ぼっちな気がして…
夜がずっと嫌いだった。
でもあの時初めて
夜の夜景を美しいって思えたんだあ

なんかBTSのみんなって、
キラキラしてて、一人一人が光ってて、
あの美しい夜景みたいなグループだなぁって

真っ暗闇なこの時代を
みんなが明るく照らしてるんだよ!!!!!』
ユンギ
ユンギ
「なんだそれ笑笑」








、、、、夜景!!!





空港近くの夜景が見える所だ!!!!





   



通りを抜けた先にある屋上があるビルへと走る。







夢中で走った。





エレベーターで最上階まで行き、
そこからは階段で屋上へと出た。















屋上の真ん中に、ポツンとベンチが一つある


ゆっくりと近づく。




地面に座り込み、
ベンチに顔を埋めてるあなたがいた。










ゆっくりあなたの髪に触れる







あなたは気づいて、顔を上げる。




  


顔を見ると意外だった、






ユンギ
ユンギ
泣いてるかと、思った。
あなた
……どうして?
ユンギ
ユンギ
お前は、1人が嫌いだから。
あなた
....はは、確かにね
でも、ユンギさんが言ってくれたじゃん
ユンギ
ユンギ
…え?
あなた
私は1人じゃないんだって。
ユンギ
ユンギ
………




あなた
今日ね、空港で、社長に会ったの。
ユンギ
ユンギ
あぁ。
あなた
どうしても話したいって、
なんか、色々言われたんだけど、
全然、頭に入ってこなくて、言ってる意味が、
全然分かんなくって、、
ユンギ
ユンギ
うん。
あなた
怒る事も、泣く事も、許す事もできなかった



ユンギ
ユンギ
....うん




あなた
あの日の事を思い出した時は一瞬、
また壊れそうになったけど…


あなた
なんとなくね、ここに来る途中で
ユンギさんなら私を見つけてくれるって
思ってた。。。





ユンギ
ユンギ
....ああ、見つけたよ






あなた
ユンギさんが私は1人じゃないって
言ってくれたから。
その言葉をちゃんと信じる事ができた。
ユンギさんの言葉だったから。
あなた
そして本当に、ユンギさんは来てくれたね
ユンギ
ユンギ
あたりめーだろ。
もうお前は、絶対に1人なんかにさせない
あなた
……
ユンギ
ユンギ
それに、俺だけじゃねーよ。
これ、見て見ろ。





あなたにケータイの画面を見せる

あなたを探してくれてたメンバー達からの
何十件と言う着信の数





ユンギ
ユンギ
みんなお前を心配して
ずっと探してくれてた。
あなた
、、、みんなに、迷惑かけちゃった、
ユンギ
ユンギ
コイツらは1ミリも迷惑だなんて
思ってねーよ。
お前だから、あなただから、
みんな必死に探したんだよ


あなた
…私は…本当に…
1人ぼっちじゃなくなったの、、?






ユンギ
ユンギ
あぁ。
ユンギ
ユンギ
もう、暗い夜に1人で
泣かなくていいんだ。








その瞬間、あなたの目から涙が溢れた。

我慢してた糸が切れたように、
思いっきり泣いていた。

そんなあなたを優しく抱きしめた。









ユンギ
ユンギ
えらいな。
強くなる為に、ちゃんと信じて、
待っててくれてたんだな。






あなたが泣き終わるまで
しっかりと抱きしめた。











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