-------Yoongi side----------
あなたを韓国に連れてきて、
正解だったと思う。
メンバー達に頭を下げて、
あいつが元気が出るように
暇な時は構ってやってくれってお願いをしていた
ジミンとジョングクが
年も近かったから、仲良くしてくれてるみたいだ
ホソクや、他のメンバーも
みんなのお陰で、
あいつは少しづつ笑顔を取り戻してる気がする。
ジミンがニヤニヤしながら聞いてくる
あなたへの気持ちに気づいたのは、
こっちに戻って来てからだった
半分壊れている状態のあなたを、
俺は放っておけないって気持ちだけじゃなく
愛おしいとさえ思っていた。
俺も結構病んでんな。。。笑
でも今は、アイツにとって
辛い時期だと思うから、
本心から元気になってほしかった。
地獄みたいな孤独から
抜け出して欲しかった。
俺がそうできたように。
ホソクから今日の待ち合わせに来なかった
と聞いて、なんか嫌な予感かしていた
俺が電話をしても出ない
もう21時を回っている、、、
とっくに手続きは終わっているはず
何してんだ、アイツ
仕事が終わって急いで家に帰る
部屋からは返事はしない
それどろか昼に出かけてったままの状態だった
空港に行ったっきり、帰ってないのか?
少しづつ元気になって来てたとは言え、
まだ精神的には不安定さは続いていた、、、
こんな長い時間、外に出てた事なんて
こっちに来てから一度もないはずだ
ましてやこんな、なんもしらねー土地を、、
急いで家を出る。
メンバーのみんなに電話をかけて状況を伝えると
手分けして探してくれた。
とりあえず空港に行ってみる。
あちこち走り回ってあなたの姿を探す
人も多いし、全然わかんねー
するとケータイが鳴った
画面を見ると、、、
タクミからの電話だった
また、嫌な予感がした
📱
自分でもびっくりするくらい
大声で叫んでいた
、、、やっぱり
ックソ!!!!
ダメだ、、、タクミがこうなったら、
もう何を言っても、無駄だ、、、
言っても無駄だと分かっていても、
つい怒りが込み上げる
は?コイツは何言ってんだ?
てかさっきから、なんで笑ってられんだよ
そう言って、俺は電話を切った。
こんな状態のタクミと会ったのか、アイツ
それできっと、またボロボロになって、、、
何処にいんだよ、、また、1人で泣いてんのか、、
、、、どこだ、あなたが行きそうな場所、、
どこか、心当たり、、、
さっきのタクミの言葉を思い出す
「「お前と作ってる曲が
大切とか言ってたし、、、」」
そうだ!!!
俺の作業室で、
アイツが言ってた言葉を思い出した
、、、、夜景!!!
空港近くの夜景が見える所だ!!!!
通りを抜けた先にある屋上があるビルへと走る。
夢中で走った。
エレベーターで最上階まで行き、
そこからは階段で屋上へと出た。
屋上の真ん中に、ポツンとベンチが一つある
ゆっくりと近づく。
地面に座り込み、
ベンチに顔を埋めてるあなたがいた。
ゆっくりあなたの髪に触れる
あなたは気づいて、顔を上げる。
顔を見ると意外だった、
あなたにケータイの画面を見せる
あなたを探してくれてたメンバー達からの
何十件と言う着信の数
その瞬間、あなたの目から涙が溢れた。
我慢してた糸が切れたように、
思いっきり泣いていた。
そんなあなたを優しく抱きしめた。
あなたが泣き終わるまで
しっかりと抱きしめた。














編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。