第3話

two
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2025/02/13 22:10 更新





父親
あなた!お前は何故父さん達の目指す姿とは反対のことをするんだ!


(なまえ)
あなた
え…ぅ…ごめんなさい…


     


     ば し っ !




母親
謝って許されると思わないで!


(なまえ)
あなた
お…お母さん…、お父さん…


母親
そんな風に呼ばないで頂戴!


父親
俺達は望んでお前を産んだわけじゃないんだよ!


(なまえ)
あなた
そんな…っ





       ご ん っ !


(なまえ)
あなた
痛い…っ!!


父親
甘えるな!


父親
泣いて赦されるのは、子どもを望んだ人間の子のみだ!


(なまえ)
あなた
嫌だ…お願い…殴らないで…
ごめんなさい…言うこと聞くから…


(なまえ)
あなた
痛いことしないで…


母親
今更遅いのよっ!






































あたしは、親は子どもを殴ったり、蹴ったりして躾けるのが当たり前だと、ずっと、思っていた。





























でも、違った。

































出ることのできない窓の外から見たあの親子は、とても幸せそうで、愛に溢れていて。


あたしの知らない親子の形をしていた。




















(なまえ)
あなた
あれが、普通なんだ…


(なまえ)
あなた
あたしも、普通の幸せが欲しい…


母親
あなた!ぼけっとしてんじゃないわよ!
何でアンタはそんななのよっ!











































はあ、こんなのが、一生続くのか。



























でも、あの日、あたしの人生が何もかも変わった。

















































母親
な…んで…私達は…何も…悪く…な…い…


父親
そうだ…いつか…二人…に…
必ず…罰が当たる…ぞ…




























にこらいさんが、あたしの親を死なせたのだ。


















































ニコライ・ゴーゴリ
ニコライ・ゴーゴリ
はいはい、つまらないこと言わない。


ニコライ・ゴーゴリ
ニコライ・ゴーゴリ
こんな小さな子どもを虐待しといて私やこの子を恨むだなんて、君たちはどれだけ性根が腐っているんだい?











そう呟くにこらいさんの声は低く、冷たかった。















































ニコライ・ゴーゴリ
ニコライ・ゴーゴリ
ハァーイ!滅茶苦茶ご機嫌よう☆


(なまえ)
あなた
貴方、もしかして、道化師ピエロさん…?















優しい…。





先刻さっきの怖い言い方とは、まるで別人のようだ。









ニコライ・ゴーゴリ
ニコライ・ゴーゴリ
ハハハーハ!いいね、その反応!

































あたしこの人となら、




生きていけるに違いない。



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