第4話

#4
121
2025/09/15 07:00 更新
目まぐるしく日々が過ぎ、気づけばバースデーパーティー当日となっていた。
あなた
パーティーの準備に、15時集合だから...
プレゼントは準備できたし、動きやすい服装...
まだ暑いし、Tシャツとデニムで良いかな。
スタッフとしてだし、動きやすい服装って、
言われたし。
今になって、胸がドキドキする。
スタッフとして、とは言っても、あのStray Kidsの
フィリックスのバースデーパーティーに
参加するなんて。
あなた
...少しくらいは、仲良くなれるかな。
はっ、だめだめ。
全世界のSTAYに怒られてしまう。
あくまでも、私はスタッフ。
ファンだとしても、個人の気持ちはしまわなければ。
あなた
遅刻してもよくないし、近くまで行ってカフェで
落ちつこうかな。
荷物を持ち、忘れ物がないかチェックをして、
私は会場に向かうことにした。
14時。
バンチャンから知らされたホテルのラウンジで
しばらく時間を潰すことにした。
カフェラテを飲んでいると、
リノ
あれ?あなたじゃん。
ひょいっと、覗きこんできた顔面宝石に
思わずカフェラテを吹きそうになる。
あなた
ちょっ、なっ、何してんですか。
リノ
いや、会場ここだし。いてもおかしくないでしょ。
何で驚いたかわからない、という顔でこちらを見ている。

驚くだろう。いくら、人が少ないとは言え、
普通にラウンジにリノがいるのは。
リノ
ここいい?
良いと言う前にもう座っているが、断る理由もない。
ただ目の前に美しすぎる顔があるのは落ちつかない。
あなた
えっと、リノさん。他の方々は?
リノ
みんな時間まで自由にしてるよ。
僕は暇だから遊びに行こうかなーって思ってたら、
遊んでくれそうな人がちょうどいたから。
いつの間にかアイスコーヒー片手に淡々と語る。
あなた
そうですか。
リノ
あなたはさあ、ヨンボクのこと好きなんでしょ
今度はカフェラテが変なところに入り、
咳き込んでしまう。
あなた
なっ、いや、ファンとしてもちろん。
StrayKidsみなさんのことを応援して..,
リノ
本当に?
美形の目力はすごい。
じっと見つめられると、嘘がつけない。
あなた
...住む世界が違いすぎます。
リノ
...ふーん。そっかそっか。
答えてくれてありがと。参考にするよ。
ニヤッと意味深な笑顔。
確か、ハンも似たような顔で笑っていた。
あなた
えっと、何か、ありましたか?
リノ
あなたはさあ、もしヨンボクに彼女いたらショック?
あなた
...正直、最初はショックを受けるかも。
でも、私はフィリックスさんが幸せだったら。
ずっと笑っていてくれるなら、祝福したいです。
ヒョンジン
へぇ、そうなんだ。
頭上から急に降ってきた声に驚くと、いつの間にか後ろにはヒョンジンが立っていた。
ヒョンジン
あなたが、幸せにしたいとは思わない?
そんなこと思ったこともなかった。
あなた
だから、何の質問ですか?これは。
フィリックスさんのことはもちろん、大好きです。
近くで見ていて、仕事や色んな面で尊敬しています。
でも!住む世界が違うんですよ...
なぜ、気づかれたのか。
好きになってはいけない。
仕事相手としてあくまでも関わってきた。

遠い世界の人。
あなた
なんでリノさんにもヒョンジンさんにも、バレたんですか...
リノ
あなた。わかりやすいもん。
ヒョンジン
うん。ヨンボクを見る目でわかるよ。
ねー。と2人して頷きあっている。
あなた
え...じゃあフィリックスさんにもバレて...
ヒョンジン
あ、それはない。多分僕らだけじゃない?
リノ
ヨンボク、その辺鈍いから。
ヒョンジン
あ、リノヒョン。そろそろ僕ら準備しましょう。
時計を見て、14:45になっていることに気づいた。
あなた
あ、私も行かなきゃ。
その時、ふっと思った疑問を2人にぶつけてみる。
あなた
あの、お2人は好きな人とかは...
ヒョンジン
いるよ。
リノ
もちろん。
そして2人揃って、こう言った。

「「僕らを愛してくれている全てのSTAY」」
あなた
...さすが、トップアイドル。
リノ
ふふん。さ、準備しにいこ。
失敗したらバンチャンに怒られる〜
ヒョンジン
ふざけてると、またイエナに怒られます。
ふざけあう2人の後ろをついて歩いた。
さあ、パーティー準備だ。

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