お風呂からあがった私は、テオくんのベットの上で音楽を聴いていた
この曲好きだなぁ〜
お風呂から出てきたテオくんが私の隣に座る
ふわっと香るテオくんの匂い…
ちょっとドキッとする…
テオくんがバニラとチョコを両手に持っていた
確か、テオくんってバニラ好きなんじゃなかったっけ…
やっぱりw
私はスマホの画面を見せる
そう言ってテオくんはギターを手に取った
テオくんがギターを弾き始める
テオくんの歌声好きだなぁ…
テオくんが口を開けて待ってる
パクッとテオくんがアイスを食べた
もう…嫌じゃないけどさ…
私がまたテオくんの口にアイスを運ぼうとしたら
テオくんは私の右手を避けて私を引き寄せる
テオくんの匂いがしてバニラの味がした
テオくんが私が持っていたアイスをテーブルに置く
ドサッ
わ、私…ベッドに押し倒されてる…
テオくんの顔が目の前にある…
そのままゆっくりと唇が重なった
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。