樹庭 の 書庫に 本の山を積み上げては
ブツブツと 言葉を 呟きながら
本を 読み漁る 女が ひとり 。
慌ただしく 新しい本を
必死に 探している ________
アナイクスは 本に 埋もれている
彼女に ため息を 吐きながらも
手を 差し伸べた 。
そう言うと 、アナイクスは
少し考えたかのように思えば
医学書を ペラペラと 捲り始めた 。
反論をしようとしたが 、
樹庭の 書庫に 篭り始めてから
何日経過したのか分からなくなった為
反論の言葉が全く出てこなかった 。
そう言い 、私の頭を撫でる
先生の手はとても暖かかった 。












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!