【ショッピングモール内】
あなたの下の名前は何かを考えている
虫太郎はモール内広場の時計塔を指す
【十数分後】
あなたの下の名前は目的の物を買い、上機嫌で歩いていた
あなたの下の名前は声を掛けられたことに気付かない
女はあなたの下の名前の前に出る
あなたの下の名前は足早に立ち去ろうとする
あなたの下の名前は早足で歩き始める
女はそれを追いかけるがヒールを履いているからかとても危なっかしい
【それから数分後】
あなたの下の名前は何を言っても諦めない女にずっと付き纏われていた
とあなたの下の名前が考えていると
時計塔の側に立つ虫太郎を発見する
あなたの下の名前は小走りになる
【帰り道】
あなたの下の名前のポッケからキーホルダーが落ちた
落ちたキーホルダーを拾う虫太郎の手に誰かの手がぶつかる
サッと拾い上げあなたの下の名前の顔を見た時、表情が引き攣っているのが見えた
あなたの下の名前は心配そうな表情を浮かべる
と虫太郎があなたの下の名前に耳打ちをした
それを聞いたあなたの下の名前はコクリ、と頷く
そうして2人は小走りで小道へと進む
【小道】
と虫太郎はあなたの下の名前の手を握り前を行く
2人は小道から出た
と虫太郎は手を繋いだまま歩いて行く
あなたの下の名前は後ろから見える虫太郎の耳が真っ赤になってるのが見えて
自身の顔も赤くした事を虫太郎は知らない











編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。