あなた「ふぅ」
あなた「もう落ち着いたから大丈夫!ありがとう~」
赤葦「うん」
赤葦(もっと掴まってていいのに…)
あなた「なんか本当に幽霊出そうな雰囲気だなぁ~…」
赤葦「わっ!」
あなた「…っ!!」
あなた「京治??」
赤葦「ごめんなさい。」
あなた「はい。」
月島side
僕が考えた作戦は3つある…
その1
・誰かが赤葦さんに木兎さんが止められないと言う
その2
・あなたさんの手を引き無理やり連れていく
その3
・誰かが後ろから驚かして相手が怯んでいる間にあなたさんだけを連れ去る
作戦2は最終手段として使おうとしていた
作戦1は…赤葦さんだけじゃなくあなたさんもついてくる可能性がある…
月島「まぁ作戦3が一番有能ですかね…」
白布「誰が驚かすんだ?」
月島「それはもちろん………」
黒尾「なぁ~俺ってこのためだけに呼ばれたのか?」
月島「違いますヨ」
白布「なるほど…高身長で顔が怖ければ効果が倍増されるのか…」
及川「ねぇ!及川さんがハニートラップ仕掛けるってのは?!」
月島「お一人でどうぞ」ニコッ
白布「ちなみに成功する確率は計算しなくても分かりきってますよ。」
黒尾「あぁ。0だな」
及川「ひどいよ!」
月島「まぁ及川さんには大事な役割があるんで」
僕が選んだメンバーにはそれぞれちゃんと意味がある…
まず白布さんは冷静な判断力と思考力を持っている
及川さんにはあなたさんを運んでもらう
パワーゴリラだしネ
そして黒尾さんは…
まぁなんとなく連れてきただけ。
結果的に黒尾さんも必要になったからいいけどね
月島「じゃあ黒尾さん…よろしくおねがいします」
黒尾(おう!このまま後ろから近づいて…)
黒尾「わぁ!!!」
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!