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第2話

2話┊ 興味本位で
93
2024/02/01 13:00

iemn
...あ〜


小さく声を上げ、天井を向く


つまらない、それだけが難点なのだ

〜〜〜〜〜


アイツらと絡んでいても、
何かが感化されることはなかった

iemn
そんなもんって事だ


仕方ない。いつもの事


そう割り切り、俺は教室を出た


教室を出ると、昨日出会った人を見つける

mmntmr
...

iemn
何してんだか


そう言い、彼女に背を背けるようにして
俺は再度歩き出した


ん〜次は何しようかな

mmntmr
…あの


急に、後ろから話しかけられる


俺は咄嗟に前を向いた

iemn
…はい、なんですか?

mmntmr
これ、落としましたよ


拾われた物は、
俺のポケットに入れていたハンカチ


…昨日とは、立場が逆だな


なんてくだらない事を考えながら、
ハンカチを受け取る

iemn
ありがとうございます
mmntmr



目を合わせず、
どことなな素っ気なさを感じる彼女の行動に
物珍しさを感じる


女子なんか、
媚びへつらってくる気持ち悪い奴ばっかりだから

iemn
名前は?

mmntmr
...え?


いつの間にか、俺は彼女の名前を聞いていた

iemn
だから!名前は?


強引に、そう聞き返す

mmntmr
あ、藍森あいもり 海々めめ


すこし怒った口調で、そう俺に言う

iemn
ん、めめさんね
mmntmr
これで満足ですか...
iemn
うん。満足満足

mmntmr
はぁ…


面白そうな人を確保出来た事に、
胸の高鳴りを覚える


これで堕とせれば満点合格


…って言うのは冗談だけど


iemn
それじゃ、また会えるといいですね
iemn
めめさん


そう言い、俺はこの場から立ち去った


” 面白そう ”


そんな不純な動機から始まった関わり


どれだけ楽しませてくれるかな







iemnさん、圧倒的これじゃない感


投稿し無さすぎた

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