ドンッドゥンッ!!
パラパラ…
洙華の姿を捉えていたメリアにエルシオが声をかけた…
エルシオの言葉にメリアは少し残念そうに答えた…
洙華が走り寄ってきたのに気づいて二人は振り返った
3人は,笑顔で自身達の成長を語った…
四季家の中はドタバタといつもよりも忙しいようだった…
タッタッタッタッ…
そして,昼近くなった頃…
支度を終えたパト達が神社の階段の下に集まった
もっと色々と言いたいことがあったはずなのに…
口から出た一言は何だかぶっきらぼうで自分で言ってて何だか分からないけれど,涙が出そうだった…
パトさんはそう言うと,私の頭をわしゃわしゃと撫でた…それから…髪の毛を整え直してゆっくりと丁寧に頭を撫でてくれた…
なんだか泣きそうになるのを堪えながら冷たい物言いにはなってしまったが,小さくそう言った
「「「「「「うん!/はい!/勿論!/ああ!」」」」」」
パトさん達一行の姿が見えなくなるまで私は手を振り続けた


















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!