第3話

2,幻想入り
71
2024/02/12 11:55
華
イッテテテ
華
う~ん、どこ?
さっきの女の人幻想郷って言ってたっけ?
ていうか、私知らない人と話してるってことじゃん...
やばくね?
今思ったらシレット凄いことしてたわ。
華
ま、済んだことだしいっか。
悪い人では無かったそうだったし。
華
んで、ここは幻想郷って言うところなんでしょ~。
情報量が全然無いからわかんないよ~!!
華
適当に歩くか。
トコトコトコ...
華
...明るいな~...
景色が綺麗過ぎじゃない!?
世界遺産じゃん。
私には合わない明るさだな...
???
お前も随分明るいけどなw
華
ビクッ
華
...ザキじゃん!!!
ザキ
久しぶりだな。
華
ええええ!!
嬉し過ぎる!
...え?何で私が居るの分かった?
ザキ
紫から聞いたんだ。
ここに居るってな。
華
紫?
ザキ
ん?知らないか?
お前をここに連れてきた...無理矢理だな。
無理矢理連れてきた紫髪の...
華
ああ!!
あの人か!名前教えてくれなかったから分からなかった。
ザキ
名前知らなかったんだな...
華
ザキがいるなら!紫霊もいるんでしょ!
ザキ
あぁ
華
やった!
...キラは?
ザキ
ん?あぁ居るぞ。
華
うぇーーーー!!
勢揃いだ!
やったね。
ザキ
というか、お前が俺の気配に気づかなかったのに驚いたな。
鈍ったか?
華
華
別に!ザキよりは全然実力上だし!!
ザキ
ハハ、そうか?
華
そうだよ!
華
...会えて良かった。
独り寂しかった。
ザキ
ヨシヨシ
ザキ
ごめんな。
華
うん!大丈夫!
だって今、会えてるからさ!
ザキ
...向こうで何かされたか?
華
ん?向こうって幻想郷じゃない、前の?
ザキ
あぁ。
華
ううん。
なーにもされてないよ?
いつも通り!
ザキ
...そうか、なら良かった。
ザキ
じゃ、紅魔館行くぞ。
華
コウマカン?
ザキ
皆がいるぞ。
華
パァァァ!
行く行く!!
トットットットッ
華
好きだよ!
ザキ
ザキ
俺もだ。
華
私がここに来た事知ってるのザキだけ?
ザキ
あぁ、そうだな。
紫が他の奴らにも教えてるかもしれないがな。
華
へぇー
ザキ
自分で質問しに来たのに興味無さそうだな。
華
えへへ...
ザキ
前よりも感情豊富になったな。
良かった。
華
そう?変わってないけどな~?
ザキ視点
こいつは俺が暗殺者になったときから
“失感情症”(アレキシサイミア)だ。
紫霊は俺よりも前に暗殺者になっているから華の事は俺よりも分かるだろう。
理由は聞いたが華も分からないことだった。
ザキ
理由は?
華
...自分でも分からない。
何でだろうね...笑
笑っていたように見えたが作り笑い...
なぜ失感情症になったかは検討つくことが俺にはない。紫霊に聞いてみるか。
だが、前の世界の時、暗殺仕事をする前にいつも鏡の前で指で無理矢理に広角をあげたり、自分から逃げずに今日の自分の表情を日記にかいたり、俺や紫霊、暗殺者の皆ににどうすれば良いのか聞いて貰ったアドバイスを感情に表現したりしていた。
諦めないところがこいつの一つの取り柄だと俺は思う。
その努力が実ったのか
少し前よりは感情豊富になっていてとても安心できた。
そういうところが俺は...
華
ザキどした?
ザキ
い、いや、何でもない。
華
そう?なら良いけど...
華
コウマカン?だっけ?
まだ~?
ザキ
あと少しだ、我慢しろ。
華
はーい
いやーどもども作者です!
ラブラブですね~
付き合ってませんけどね😏
次は紫霊出てくんでね!
それでは!

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