というウォヌはあなたの下の名前の手をぷにぷにと触りながら目を瞑っている。
あなたの下の名前がそう言うとウォヌはニコニコ顔
と満足気なウォヌ
と膨れ顔のチャナ、そんな二人を見てあなたの下の名前は思わず笑みがこぼれた。
チャナとウォヌは食い気味に答えた。
ぶんぶんと効果音が聞こえそうなくらい手を振っているチャナに笑顔で手を振りかえしつつあなたの下の名前は二度寝に入ろうとしているウォヌの肩を優しくゆすって起こそうとする。
とにこにこ顔のあなたの下の名前に
と微笑むウォヌ、朝からの甘ったるい雰囲気はご健在のようだ、これでもまだ高等部の門に入った辺りで、昇降口にはまだまだ距離があるのだから神楽は少し速度を上げた。ぐんぐんと速くなる桜並木をぼーっと見ていたウォヌがまた眠くなってくる頃、
と神楽がドアを開けた。
神楽はいつも通りのあなたの下の名前のマシンガントークを物ともせず、微笑みをキープしながら荷物を渡しつつ、完璧にメモをとり、各所への配慮も怠らない。












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!