それは、1件のポストから始まった。
そのポストは、少女が首輪をつけられており
スマホを持っている少女は首輪を持ちながら
ピースしているという写真と一緒にポスト
されていた。
このポストは人権を踏み躙るような発言
をしていると話題になり、大反響を呼んだ。
しかし、政府も、テレビ局も何も言わなかった。
アカウントも削除はされなかった。
やがて世界中の人々は、人間を飼う
ことに何も疑問を感じなくなった。
しかし、それは大きくなりすぎてしまった。
そう、人間は〖 飼われる 〗側と〖 飼う 〗側
に別れてしまった。
そして義務にもなった。
ここから書かれる話は、立場がお互い
狂ってしまった話である。
𝐧𝐞𝐱𝐭…












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!