その時、どこかから笛の音が聞こえた。
笛吹きの能力だ。
そう言われて、オレは席を立つ。
そう淡々と答えて、オレは部屋へ向かう。
2階は、至って普通のホテルのような間取りだった。
…………さあ、どうしようか。
オレの役職は聖騎士。怪しまれないようにしないといけない。
………でも怪しまれる可能性もある。
狼にとって脅威なのは、最多参加の黒宮、プロゲーマーの大葡萄。
そして対抗としては、桜井、真珠ヶ淵、オレ。
………かなり難しい編成だ。とにかく、今日は笛吹きを守ることがいいだろう。
抜け穴がないかと、ルールブックに目を通していたオレは、気づく。
そうして、時間は過ぎていった。
真っ先に桜井が手を挙げて言う。
異議がないことを確認し、桜井は続ける。
3人が手を挙げる。………橙、大葡萄、白石
3人の占った理由を聞いて、全員が黙り込む。
いつもなら、占い師の人数が決まっていて、そこから絞り出すのが普通だ。
……………いつもなら。
真珠ヶ淵が手を挙げる。
そんな議論が続いた。
オレは、しばらく考えた。
オレを白出しした大葡萄や真珠ヶ淵が黒の可能性もある。
でも、他の奴が黒の可能性もある。
オレはゆっくりと、モグモグペンダントに1人のディスクを差した。
オレが投票されていることには驚いた。
……………まあ確かに、2人に白出されたら怪しいと思われるのかもしれないが。
橙は、静かに立って歩き始める。
ジャッという音が聞こえ、その方向を見る。
空気を切る音が聞こえる。
橙は、かまいたちに切り刻まれたように線が入っている。
煙が出て、その先には……。
さみしくラーメンが、置いてあった
どーも杉野です
長えよ本当に
ということで、最初の被害者はウマノスケです
……………次は誰なのでしょうね?
あと、狼の正体は一体…?











編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!