第17話

零、五
611
2023/07/25 08:42 更新
乙骨の反転術式によって4人は回復した


一足先に目覚めた零
神門 零
神門 零
っ...
気絶している乙骨を見つける、乙骨の隣には見守るように里香もいた
神門 零
神門 零
乙骨...
神門 零
神門 零
っ!
神門 零
神門 零
(まだ...感じる)
神門 零
神門 零
(あの人の呪力が)
急いで走っていく零
夏油 傑
夏油 傑
!...
夏油 傑
夏油 傑
やぁ...零
夏油 傑
夏油 傑
生きていたのかい
そこには右半身をほぼ無くした夏油がいた
神門 零
神門 零
...
神門 零
神門 零
あんなに浅い傷で...死ぬわけない!
夏油 傑
夏油 傑
...どうしても
夏油 傑
夏油 傑
君だけは傷つけることが出来なかった
神門 零
神門 零
夏油 傑
夏油 傑
私は...君のことが大好きだからね
神門 零
神門 零
(ポロ...ポロ...)
神門 零
神門 零
そんなの...
突然意識を失う零
五条 悟
五条 悟
(スッ...)
零が倒れる寸前に抱える五条
夏油 傑
夏油 傑
遅かったじゃないか...悟
零を地面に寝かせる
夏油 傑
夏油 傑
君でつむとはな
夏油 傑
夏油 傑
家族たちは無事かい?
五条 悟
五条 悟
揃いも揃って逃げ果せたよ
夏油 傑
夏油 傑
私は君とは違って優しいんだ
夏油 傑
夏油 傑
あの3人を私にやられる前提で、乙骨の起爆剤として送り込んだな
五条 悟
五条 悟
そこは信用した
五条 悟
五条 悟
お前なら若い術師を理由もなく殺さないと
夏油 傑
夏油 傑
クックックッ
夏油 傑
夏油 傑
信用か...
夏油 傑
夏油 傑
まだ私にそんなものを残していたのか
夏油 傑
夏油 傑
これを...零に
夏油が呪霊操術で丸めた呪霊を五条に渡す
五条 悟
五条 悟
これは...
夏油 傑
夏油 傑
私の呪霊の中で2番目に強い子だよ
夏油 傑
夏油 傑
1番はもう使っちゃったからね
夏油 傑
夏油 傑
零なら...もう私たちの力がなくても調伏できるだろう
五条 悟
五条 悟
そんなんになっても、こいつは使わなかったのかよ
夏油 傑
夏油 傑
理由は分からないけど、この子は零にあげるべきかと思って残しておいたんだ
夏油 傑
夏油 傑
零をよろしく頼んだよ...
五条 悟
五条 悟
分かってる
五条 悟
五条 悟
何か言い残すことはあるか?
夏油 傑
夏油 傑
誰がなんと言おうと、猿どもは嫌いだ
夏油 傑
夏油 傑
でも別に高専の連中まで憎かったわけじゃない
夏油 傑
夏油 傑
ただこの世界では...私は心の底から笑えなかった
五条 悟
五条 悟
五条 悟
五条 悟
...
夏油 傑
夏油 傑
はっ
夏油 傑
夏油 傑
最後くらい呪いの言葉を吐けよ(ニッ)
ザシュ
数時間後...


夕方の高専の屋上に五条と零がいる
神門 零
神門 零
私は...傑お兄ちゃんが大好きでした
神門 零
神門 零
呪詛師になったって聞いてからも...会って戦ってからも...
神門 零
神門 零
それだけは変わらなかった
五条 悟
五条 悟
僕も...
五条 悟
五条 悟
傑がたった1人の親友なことに変わりはないよ
神門 零
神門 零
(ニコッ)
五条 悟
五条 悟
傑が...これを零にって
丸まった呪霊を渡す
神門 零
神門 零
っ...
傑との思い出が零の脳内を駆け巡る
神門 零
神門 零
傑お兄ちゃんの呪霊はいいなぁ
夏油 傑
夏油 傑
どうして?
神門 零
神門 零
だって強くてかっこいいのばかりだもん
夏油 傑
夏油 傑
ははっ
夏油 傑
夏油 傑
私の呪霊を調伏してみるかい?
神門 零
神門 零
えっ!いいの!?
夏油 傑
夏油 傑
ただし、僕が零を立派な呪術師になったと判断したらね(ニコッ)
神門 零
神門 零
えぇ!?
神門 零
神門 零
そんなのいつになるかわかんないじゃん!
夏油 傑
夏油 傑
そう遠くないことだと思うよ
神門 零
神門 零
...(ポロッ...ポロッ)
零の瞳から大粒の涙が溢れ出す
五条 悟
五条 悟
...
空を眺めながら、零の頭を撫でる五条
五条 悟
五条 悟
(傑...見てろ)
五条 悟
五条 悟
(お前との約束は絶対守るから)

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