gso_side
私は今日も眠れなかった。
昨日の出来事が、私の頭に浮かび上がる。
彼の名は"メテヲ"と言うらしい。
一人称が自分の名前である、分かりやすかった。
彼は吸血鬼、昔お父様に聞いた事がある。
吸血鬼は、私の一族を殺しに来たと。
その事を聞いて、私は泣いた。
私のお母様は吸血鬼に殺されたと聞いたことがある。
正しく言うと、こっそり聞いたんだよね。
……メテヲさんは?
あれ?…メテヲさんのことは、嫌いじゃない。
優しい吸血鬼さんとまた会いたいと願ってしまう。
叶わない夢を願っている私がいる。
ドンッ!
窓の外からなにか当たった音がする。
え、ど、泥棒?
誰かの声。
だ、誰?…どこかで聞いたことあるような…?
………よしっ…行ってみるか…
覚悟して行くのよ、ぐさお。
バサッ!
カーテンを開けたら、そこには
吸血鬼さんがいた。
え、嘘でしょ?
き、昨日貴方会いましたよね…?
な、なんで居るの?
メテヲさんは手を足に当てる。
よく見ると足から血が出ていた。
怪我してる…!?…さ、さすがに助けなきゃ!
ドキッ
なんでだろうか、
今心臓がドキッとした。
この気持ちはなんなの?なんだろう?
考えるのはやめよう、頭が痛くなるから。
吸血鬼は朝日の下には入れない。
あれ…?ていうことはメテヲさん帰れない…?
見てくださり、ありがとうございます!
mtgsいいですね!((
そしてしらす様に表紙を描いて貰いました!

神絵過ぎてタヒねます(?)
可愛い表紙を描いてくださり、ありがとうございます!
↑こちら、しらす様のイラスト部屋です
是非見てください!神絵ばっかです!
それでは!












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!