私は月見里 ミナ。
私は今、 ”九条院 ルナ” という少女と体が入れ替わっている。
今日は、昨日知り会った河童が友達を連れて、家に遊びに来た。
まぁ、家といっても勝手に借りているだけだが.......。
私はルナちゃんに、用事が出来たと話して、
河童達をやや、強引に外に連れ出した。
<五人(?)の会議>
私達は家の外に一度出て、会議をすることにした。
四人も彼の方を見た。
私は今、ルナと言う少女と入れ替わっていること、彼女は元々自殺志願者だということ。
明後日には元に戻ってしまうこと。
そうなった場合、また自殺するかもしれないことなどを話した。
この会議は、途中参加の大やもりさんが私達と住むということで解決してしまった。
河童達は、交代で頻繁に様子を見に来るということで話はついた。
様子を見に来る順番も、もちろん決めた。
河童 → ろくろ首 → 傘お化け → ひとつ目小僧の順で様子を見に来てくれるそうだ。
明後日はさっそく、河童がルナちゃんについていてくれるらしい。
皆、優しい妖怪達で安心した。
〈小話〉
河童達と別れた私達。
それが本当ならすごく助かる。
だけど、私の性格上、
妹曰く、直ぐに調子に乗るらしい。
だから、頼りたくても、あまり頼らない方がいいのかもしれない。
クソ! この性格がなければ......。
でも、いい断り方なんて思いつかないし.....。
ええい! 此処は当たって砕けろだね!
正直に言うしか無いじゃない!
ま、まずい.....。
このままじゃ、私、調子に乗るかもしれない。
どうしよう。
家賃代、か。
う〜ん、私的には申し訳ないけど。
ここは、貰っておいた方がいいのかな?
そ、それに、なんか、不安がってる様な気がする。
表情には多分、出てないけど、
なんとなくそんな気がする。
と言うより、昨日気づいたけど、
これきっと、相手が今思っていることだ。
これからこの人、
メンドイ性格の私と一緒に住むのか.....。
可哀想だな………。
でも、なんか、からかったら面白そうだな。
.......少しだけ、からかっちゃおうかな〜♪
バレない程度に、ね♪
私達は、家の中に入った。
※追加設定(作者の想像or偏見)
〈大やもり〉
・在宅で仕事してます。
・収入は、ケータ君家のクローゼットに
住んでいるヒキコウモリくらいはあります
(つまり、めっちゃお金持ってる)
・前までは、自分の家(屋敷)に住んでいたが、ある事に巻き込まれ、家が無くなり、困っていたところで、ルナ達に出会った。













編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!