あれから約2年の月日が過ぎた
結局私は、徐眠病を治すために入院することになった
長い長い抗がん剤治療
そもそも余命宣告までされていた病気な訳で、治る可能性だ ってかなり低い
以前の私なら絶対にしなかった選択だろうなぁ……
ピロン♪
『退院おめでとうございます!住所はこちらです😄』
入院しながら、苦しい中でも
今まで見えなかった色んなものが見えてきた
ウバさんは1番お見舞いに来てくれた
彼の意外と面倒見が良いところはそのまんまだ
ガンマスさんは新曲聴かせにきてくれた
来る頻度は1番少なかったですがね
みぞれさんはフルーツとかよくむいてくれたなぁ
レイラーさんもなんだかんだ慕ってくれてるし
八幡さんは私が辞めたあとの会社の手続きとかやってくれた けどよく分からない差し入れ持って来るのやめて欲しい
メテヲさんは治療に1番貢献してくれた
多分メテヲさんの知識がなければ生きてなかったと思う
ぜんさんはよくダーク・ティー・ブルーのメンバーを連れてきてくれた
ルカさん達との相性は相変わらずでしたがね……w
茶子さんはよくみんなの近況を話してくれた
面白かったこと、楽しかったこと
そして、みんな私を待っているということ
そして、iemonさん...いや、青夜さんは……
まあ、ちよっと恥ずかしいのでここは割愛で.……
ともかく
これまで、気づけなかった
私はこんなにも必要とされていた
こんな未来が存在したんだ
私はバグなんかじゃない
存在しない星じゃなかったんだ
それが分かっただけで、少し進めた気がするのだ
ピーンポーン
少し高くなった身長
貴方に近い距離で、ずっと考えていた言葉を言う
『『『以後、よろしくお願いしますね』』』
問
全人類共通の正答など存在しないこの世界では、強い弱いも、敵も味方も、善も悪も、生も死も、全て意味はなく、ただ愛する人達と居ることが私達にとっての正解であるから。
模範解答―生と死の平行線―
Fin






















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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!