第296話

epilogue2ー⒍ 👑×🐥 
808
2026/06/04 09:10 更新












FL-🐥
FL-🐥
……できた




ヨンボクが、そっと振り返ろうとした瞬間だった。





ぎゅっ、と。



背中から、強く、温かい腕に包まれる。



驚く暇もなく、抱きしめられた。



FL-🐥
FL-🐥
……ヒョンジン……?


名前を呼び掛けて気が付いた……

FL-🐥
FL-🐥
…………あ


部屋に満ちるのは、濃密な匂い。



ヒョンジンのだけじゃない。



自分の体からも、甘い香りが 部屋を埋め尽くす勢いで、滲み出てているのが分かる。



👑-HJ
👑-HJ
……ちょっとだけ、待ってね……



耳元でかすれる声。



余裕のない息遣い。





なのに_______




必死に冷静を装おうとするヒョンジンの声が、苦しくなるほど優しい。


👑-HJ
👑-HJ
……大丈夫だから。
👑-HJ
👑-HJ
今、ちょっと……抑えるから……


首に顔を埋めたまま、


ヒョンジンは、まるで自分を落ち着かせるようにヨンボクの体に触れていた。




そのまま、強くまた抱きしめる。

FL-🐥
FL-🐥
……っ……


ヨンボクの胸の奥が、じんわりと熱くなる。




どうしようもなく、愛しくて、苦しくて、満たされたい。



FL-🐥
FL-🐥
……お待たせ



ぽつりとこぼれた言葉は、



まるで鍵のように、ヒョンジンの理性をそっとほどいた。



FL-🐥
FL-🐥
……待っててくれて、ありがとう
 
FL-🐥
FL-🐥
ねぇ、ヒョンジン……顔、見せて



そっと振り返ると、その先にいたのは_____




額に薄く汗をにじませ、



開き切った瞳孔のままに、こちらを見つめる、つがいの顔だった。




👑-HJ
👑-HJ
… 俺の為の巣だと思うと、堪らなくって
👑-HJ
👑-HJ
余裕なくて、ごめんな……ㅎㅎ



かすれたその一言が、ヨンボクの涙腺をまたふわりと緩めた。



唇が、そっと触れ合う。


求めるように、愛するように、確かめ合うように。





ヒートなんて、ただのきっかけだ。


本当はずっと、ずっと触れたかった。



その温もりに。





ふたりだけの巣で、本能も、言葉も、全部がやっと重なり始めた___________










_____To be continued.

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