第5話

哀 kn 俺は貴女に見えやしない#END
586
2023/05/07 02:28 更新
【あなた視点】
それから朝ご飯を準備していたら、
永葵さんとBroooockが帰ってきた。
Broooockはスマイルに耳元で何か話してた
…何かは分かんなかったけど。
それから、ちょっと永葵さんが暗い顔
してたのはなんでなんだろう。
あなた
永葵さん、?
kn
ん?あ〜、あなたどうしたの?
あなた
いや…ちょっと暗い顔してたから…
kn
え、俺…そんな顔してた?
あなた
してたしてた(笑)
kn
えぇ…マジか…w
あなた
なんかあったの…?
kn
えー、いや〜、まぁ、大丈夫(笑)
あなた
そう…?
そう言ってはぐらかされた。
その後、私達は色々なことをした。
湖で釣りをしたり、泳いだり、
肝試しと言って夜の森を歩いたり…

5日間があっという間に過ぎていった。
でも、何をしても永葵さんは
日陰になる場所や木陰にいた。
…日光が苦手なのか分かんないけど、
移動するときは日傘持ってたりして、
ずっと日陰でにこにこしてた。
そして、最終日。
私達は荷物をまとめていた。
永葵さんは、ちょっと散歩してくるって
朝から行ったきり見かけることはなかった。
…いよいよ出発の時間になっても、
永葵さんが帰ってくることはなかった。
あなた
永葵さん、帰っちゃったのかな…?
sk
多分…そうだよな
Br
ねぇ、あなたのニックネーム?
あなた
ん?何?
Br
あなたのニックネームを庇ってくれた人の
お墓参りって、しなくていいの?
あなた
あ〜、私もそれ考えてたんだけど…
kr
ど?
あなた
その…自分が庇って、生きた人が
墓参りしにくるとか…嫌かなーって…
Nk
…庇った程、生きてほしかった訳だから
別に嫌じゃないと思うよ?
sm
むしろ行ったほうがいいだろ。
あなた
じゃあ…帰る前に行こ!
そんなことを話してるときに、木陰に
微笑んでる永葵さんが見えたのは、多分、気の所為。
それから私達はキャンプ場の管理人さんに聞いて
その人のお墓のある場所を教えてもらった。
花畑に…ぽつん、と1つ佇んでいる墓石は
綺麗な四角い形で、太陽の光で輝いて見えた。
でも、私はその墓石に書いてある名前を見て驚いた。
"蒼鐘永葵 之墓"
あなた
え…?
Br
…やっぱり、そうだよね……。
sm
…。
あなた
え…気付いてたの…?
sk
…まぁ、薄々は
kr
てか、Broooockが教えてくれたし
あなた
教えてくれた…?
Br
うん、僕ね、そのあなたのニックネームの
事故のニュース、覚えてるんだよね。
それから、私はBroooockに
永葵さんの事を教えてもらった。
歩いてるときに影がなかったこと、
5日間一緒にいて、一切食べ物や
飲み物を摂っていなかったこと、
深夜に出かけては、お墓の前で
一人泣いていたこと……
知らないことがありすぎて、よく分かんなかった。
あなた
私達…なんで永葵さんの
幽霊が見えたんだろう…?
sm
さぁな、何れにせよ
逢えてよかっただろ。
あなた
うん!
あなた
永葵さん、本当に
ありがとうございました。
貴方のお陰で、私は
生きることができています。
永葵さんの分まで精一杯生きます。
…だから、見ていてください。
お墓の前で、手を合わせてこう告げた。
皆でお花を摘んで、お墓の前においてあげた。

そうしたら、周りに咲いている花がふんわりと
揺れていて、喜んでくれたかな、と思った。
夕暮れ時、最後にコテージに忘れ物がないか
確認してると、テーブルの上に手紙があった。
"一目惚れ"そう書いてあってドキッとした。
気持ち悪いなんて思うわけない、むしろ嬉しい。
もしかしたら、私もこの5日間でちょっと
恋をしていたのかもしれないけど、よくわからない。
手紙を丁寧に四つ折りにしてポケットに入れた。
成仏…されてるかな。
車に乗る前に、ふと木陰を見たけど
永葵さんの姿はなかった。
でも、これは言わないといけないと思って
初めに会った木の下で、
あなた
永葵さん、また会いに来ますよ。
忘れません。大好きです。
こう言った。
また来年も、皆でここに来よう。
〘白尾棟〙に泊まろう。
このキャンプ場から出ていくときに
"また来てね、大好きだよ。"
と、見えない永葵さんから、言われた気がした。
_☆春花☆@ はな _(主)
☆春花☆ はな (主)
こんな終でいいのか(汗)
_☆春花☆@ はな _(主)
☆春花☆ はな (主)
次は誰かなぁ、お楽しみにぃ

プリ小説オーディオドラマ