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第43話

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3,633
2024/08/03 12:35 更新
shp視点
俺の兄は、ヒーローのような人だった
shp
兄ちゃん
ショウマ
ん?
俺はいつも兄さんの背中に隠れていた
shp
どうして兄ちゃんはなんでもできるんや?
ショウマ
なんでもできるって…?
ショウマ
できるわけないやろ
shp
だって、兄ちゃんは…
兄さんには弱点がない、幼いころの俺はそう思い込んでいた
ショウマ
兄ちゃんだってできないことばっかりや
shp
できないこと?
ショウマ
…ほら、その……
_________れんあい、とか?
shp
……
思えば、兄さんにはいつも一緒にいた人たちがいたような気がする
それが、
あなた
私はショッピと一緒になれない
あなただったんやろうな
shp
そんな、こと…
そんなことない
すぐさま否定しようと思った
でも、喉が詰まったように言葉を発することができない
shp母
そうよ、あんたのせい、あんたのせいよ!!!
shp父
母さん…?!
shp母
あんたなんかいなければショウマは!!!
あなた
………ごめんなさい
こんな母を見たのは初めてだった
shp
急にどうしたんや、母さん…
shp母
はは、ははは
母は心のこもっていない笑みをこぼす
shp母
私は、最愛の息子をその女のせいで亡くして
shp母
私、自殺だってしようとしてたのよ
shp母
でも、私には翔飛がいた
shp母
あなたがいたから…あなたの結婚式を見て、あなたが幸せになるまでは死ねないと思った
shp
母さん…
shp母
それなのに、あなたが結婚する相手があの女なんて私が今まで耐えてきた意味がないじゃない!!!
あなた
…っ
母さんはその場に崩れこんだ
あなた
ごめん、なさい…
あなたはただひたすらに謝った
shp父
今日はもう帰ってくれないか…?
shp父
私たちも整理が必要なんや
shp
そう、やな
あまりにも残酷な現実に目をそらしたくなる
それでも泣いているあなたをみるとこれが現実なのだと思い知らされた
あなた視点
帰り道、私たちは何も会話がなかった
もう少しで我が家につく
あなた
……
shp
……
ショッピは私を見ようともしてくれない
ただ、前に歩みを進めている
私もいつものようにショッピの隣を歩けない
ただ、彼の後ろを歩いた
あなた
…ごめん、少し寄るところがある
shp
…そう
それだけ言い残して私は近くの公園に向かった
_________ギィ、ギィ
さびたブランコの音が夜中に響く
これから、ショッピと私は離れなければいけない
そう思うと今までの思い出がフラッシュバックしてきて離れたくないという自分勝手な考えが頭によぎる
なぁにメソメソしてんだよ
あなた
…!
聞き覚えのある声に体がこわばる
シロ
よぉ
あなた
シロ…
シロ
……お前、なんかあったの?
あなた
……
シロ
なんか言えよ!
あなた
今はそういう気分じゃない
シロ
もしかして、ショウマ?
あなた
え?
シロ
…なわけないか
あなた
なんで…?
シロ
あ?
あなた
もしかして、知ってたの?
あなた
ショッピが…塩野翔飛がショウマの弟だって














































シロ
知ってたよ
次回→♡120
リメイク新作だしやした
心友いわく、この作品絶対おもろくするらしい
ぜひ見てくださいな
次回もお楽しみに🥰

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