shp視点
俺の兄は、ヒーローのような人だった
俺はいつも兄さんの背中に隠れていた
兄さんには弱点がない、幼いころの俺はそう思い込んでいた
_________れんあい、とか?
思えば、兄さんにはいつも一緒にいた人たちがいたような気がする
それが、
あなただったんやろうな
そんなことない
すぐさま否定しようと思った
でも、喉が詰まったように言葉を発することができない
こんな母を見たのは初めてだった
母は心のこもっていない笑みをこぼす
母さんはその場に崩れこんだ
あなたはただひたすらに謝った
あまりにも残酷な現実に目をそらしたくなる
それでも泣いているあなたをみるとこれが現実なのだと思い知らされた
あなた視点
帰り道、私たちは何も会話がなかった
もう少しで我が家につく
ショッピは私を見ようともしてくれない
ただ、前に歩みを進めている
私もいつものようにショッピの隣を歩けない
ただ、彼の後ろを歩いた
それだけ言い残して私は近くの公園に向かった
_________ギィ、ギィ
さびたブランコの音が夜中に響く
これから、ショッピと私は離れなければいけない
そう思うと今までの思い出がフラッシュバックしてきて離れたくないという自分勝手な考えが頭によぎる
聞き覚えのある声に体がこわばる
次回→♡120
リメイク新作だしやした
心友いわく、この作品絶対おもろくするらしい
ぜひ見てくださいな
次回もお楽しみに🥰













編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!