前の話
一覧へ
次の話

第22話

  17 ‖
624
2026/02/28 09:41 更新



hsrb
  好きな食べ物は?  
あなた
  んー、焼肉  
hsrb
  うわ結構ガッツリ  



   ショウに、私のことを教えてくれ
   と言われてから数分後。


   私は相変わらず、彼にバックハグされながら
   その淡々とした質問に答えていた。




hsrb
  じゃあ、好きな季節  
あなた
  ……冬かな  
hsrb
  確かに、冬似合いますもんね  



   優しい声色でそう言いながら
   私の首元に顔を埋めるショウ。

   久しぶりにショウとこうして密着しているからか
   少しだけ、懐かしいと感じる。






hsrb
  大学は楽しいですか?  
あなた
  うん、楽しいよ意外とね  


   ショウの懐かしい匂いに
   少しずつ瞼が落ちてきそうになるのを堪えて
   そう答える。


   大学は、最初こそ緊張したけど
   ウェンもマナもリトもテツもいるから
   すごく楽しい。





hsrb
  まぁ、確かに楽しそうでしたもんね  
あなた
  あぁ…そっか、
  今日凸ってきたね、そう言えば  


   少し不貞腐れたような声で
   そういうショウに
   今日彼が大学まで来たことを思い出す。

   正直、あれは驚いたしもうやらないでほしいが…
   やるならやるでメールを送ってほしい。




hsrb
  ……あなたの下の名前さん眠いですか?  
あなた
  ……んーー…?別に……?  


   モゾッと後ろでショウ動く。

   

hsrb
  ……次で、最後の質問にしますね  
あなた
  ん……っつめ…    



   そっと私の頬に冷たいものが触れる。
   目を開けて、その正体を見ようとすると

   さっき移動したのだろう。
   私を押し倒すような形で、
   ショウが上から見下ろしていた。




あなた
  ショ……  
hsrb
  あなたの下の名前さん、好きな人は、いますか?  





   そう聞いた彼の目は
   初めて見る色をしていて。


   少しだけ、怖がっているように見えた。






















夜明
  こちらの小説コンテストに  
  参加させて頂きます!🙌💓  

プリ小説オーディオドラマ