第19話

chapter18
677
2025/05/13 13:51 更新
アーサー
⋯。

あなた
⋯。

何だか気まずい雰囲気。

今日は会議当日。

そりゃあ、私、ロシアさん、イギリスの三国間で
まさかの戦争をしちゃった訳だし、
それが終わって最初の世界会議だし。
あなた
(⋯戦争が終わった、とは
正式に言えないのかもしれないけれど。)
最初にロシアさんが戦争を持ちかけてきて、
それに私が乗っちゃって戦争が勃発した訳なんだけど。

結局私は国民のほとんどを日本の所へ送った訳だから、
そりゃあ圧倒的戦力差で瀕死。

そんな所にイギリスが介入してきちゃったからさ。

私は国の状態を見て、1度兵を引き上げて。

そうしたらいつの間にか私とロシアさんの戦争のはずが
イギリスとロシアさんの戦争になってて。

⋯何だかもうめちゃくちゃ!
あなた
(結局どうやって戦争が収まったのか
分かってないしね)


とりあえず、私は会議の事を考えただけで
心拍数が上がっていくのだった。






会議室の前で少し立ち止まって深呼吸をする。

私より少し前に立つイギリスが小さく言った。
アーサー
大丈夫。何かあったら全部俺のせいにしとけ。
あなた
⋯!
アーサー
⋯⋯⋯。
アーサー
ガチャ、
会議室の扉が開く。



既に私達、そしてロシアさん以外は集まっていた。




⋯重苦しい雰囲気が充満していた。



アルフレッド
⋯。
騒がしかったアメリカさんも、今日は大人しい。



アルフレッド
⋯座って。



アーサー
⋯嗚呼。



動機がした。

怖かった。

イギリスの隣に静かに座った。

私の手が震えているのに気づいて、
イギリスは手を握ってくれた。

⋯けれども、彼の手も同じように震えていた。



アルフレッド
⋯、。
アルフレッド
こうして皆に集まってもらったのは
他でもない。
アルフレッド
ロシアとあなたの名前-nameについてだ。
あなた
ビクッ、



あなた
(⋯落ち着け、大丈夫、。)


アルフレッド
⋯まず。
アルフレッド
ロシアとは連絡が取れていない。










あなた
⋯⋯⋯え、?
アーサー
⋯、
アルフレッド
⋯誰かロシアの消息について
知ってる人はいないかい、?















⋯誰も名乗り出ない。

それもそのはず、私すらもロシアさんが
消息不明なことなんて知らなかった。

もちろん居場所なんて知る由もない。







アルフレッド
⋯イギリスッ、
アーサー
⋯⋯⋯。
アルフレッド
⋯何とか言ったらどうだいッ、
アーサー
何だよ。
アルフレッド
君はロシアの今の状況を知っている、
そうじゃないのかい、?



アーサー
⋯⋯⋯。



アルフレッド
少し前まで続いていた戦争。
アルフレッド
あの後からロシアと連絡がつかなくかった。
アルフレッド
そして、最後にロシアと戦っていたのは
あなたの名前-nameじゃない、
アルフレッド
⋯イギリスなんだよッ、










あなた
(⋯違う。)
イギリスのせいなんかじゃない。



心拍数がどんどん増えていく。

イギリスの方をちらと見ると、彼は1度こちらを見て、
小さく頷いてからまたアメリカさんと話し始めた。



アーサー
嗚呼。間違いない、俺だ。



違う、悪いのは私なの。

イギリスは私を助けてくれただけなの。



アーサー
ロシアの居場所も分かっている。
フランシス
⋯はぁ、?
アーサー
とりあえず話を聞いてろ。
どうしよう、このままじゃイギリスが
ただの悪者になってしまう。
アーサー
紛れもない、ロシアを撃ったのは、
⋯脳より先に体が動いた。

気づけば私は立ち上がって大きな声でそう言っていた。



あなた
ロシアさんを撃ったのは、
紛れもない私です。
あなた
そして、戦争を始めたのも、
攻撃をしたのも、全て私の責任です。



そう、これは私のことを何よりも大切にしてくれる、
たった一人の為の嘘。

小さい時から私のことを愛してくれて、
面倒を見てくれて。

そんなイギリスの為の、私の人生をかけた嘘だ。






すみません嫌われにはたどり着きませんでした。

次回ですね。

⋯これでまた次回にも嫌われ書けなかったらどうしよう⋯

もうchapter18にまでなっちゃってるのに⋯

誠にすみません⋯。

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