大学を卒業して2年
ちゃんと大学も通って就職したのは大手広告代理店
そこで掴んだキャッキャウフフなキャリアウーマンライフを満喫
なんてことは一切なく
大晦日の1日前となり実家に帰ってきたものの部屋にこもって1人パソコンと向き合っているのが現状
頭の中は半年程前から続いているあのメール
『あなたが好きです、ね。どんな人だろ』
ぼーっとしながら見たこともないその人を想像する
するとそこに
YG「おい、酒飲むから下来いよ」
すっかり忘れていたが今日は正月前の時期、当然兄も居る。
『あ、うん。今行くから。』
なんて空返事を返せば無情にも兄によって閉められるドア
『下にでも行くか』
そう決めると久々にあった色白の兄のことを思い出しながら下へ向かう
✄---------- チョキチョキ ---------
突然のゆん爺でした笑
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!