兄がいた事が判明した現在
私はお兄様とお話しをしていた
と言っても言葉なんて喋れない私にお兄様が一方的に喋りかけてくれる感じだ
そう笑って言ってますけどお兄様、扉と足踏みの音が段々近づいてくるのは結構な恐怖体験でしたよ
まさかお兄様ってサイコパス味があるのだろうか?
別に怪我をしたわけではないため取り敢えず謝罪は受け取った
ていうかお兄様謝っている姿さえもイケメンなの何?
さすが美形遺伝子、どんな姿も絵になる
お兄様嬉しがってるところ悪いんですけど、私お腹の中でずっと寝ていたかったので睡眠の邪魔をされたと思ってキックをした記憶しかないです
なんてあんなことをあの笑顔で言われたら言えるわけない
まぁ、実際問題喋れないのでどう足掻いても言えないんですけど
お父様の親バカレベルは実の息子を娘に会わせたくないほどだったのかと衝撃を受ける
お父様がこんな人で仕事とか大丈夫なのか?と頭の片隅で強く思ってしまった
ん?、転移魔法?
そう言ってお兄様が指を一振りさせると水球が現れた
目をキラキラさせる私に気を良くしたお兄様はこの後も魔法でいろいろな物を見せてくれた
まさかのこの世界、魔法が使えるらしい
普通に私も使いたいのだが⁉︎












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。