第14話

やっぱ信用と信頼はしてやってもいい
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2021/02/08 10:30 更新
夢主
たのもー!!
医務室の扉を勢いよく開け放つ。
煙草の匂いと薬品の匂いが混じった香りがあなたの鼻をくすぐった。
家入
家入
おー…ノックくらいしろ〜
夢主
ごめんごめん!
ちょっとデカいのに絡まれてしまってね!
はいこれ甘さ控えめココアクッキー!
家入はウケるークッキーありがとう、と言って差し出したクッキーを受け取るやいなや早速食べ始めた。
家入
家入
ちょうどお腹すいてたんだよね〜♪
うん、美味しぃ〜♡
もぐもぐと美味しそうに頬張る家入にあなたは嬉しくなる。うん、この顔が見たいから飯を作るっていうのもあるよね!
夢主
美味しそうに食べてくれて私も嬉しいよ〜
たんとお食べ〜、と微笑めば家入は少し驚いた顔をする。
家入
家入
あなたが作るものはめっちゃ美味しいからこういう顔にもなるでしょ!お気に入りはおつまみシリーズ!
何この子めっちゃ可愛いッ!!!
あなたはぎゅうっと抱きしめてくる家入の豊満な胸に押しつぶされながら尊いを噛み締めた。
家入
家入
で?さっきデカいのに絡まれたとか言ってたけど…五条の方であってる?
夢主
さすが硝子ちゃん!大正解!
家入
家入
まぁね〜♪で?五条が大嫌いなあなたはここに逃げてきたわけだ?可愛いなぁ、よしよし!
ぽむぽむと頭を撫でられる。
逃げてきた訳じゃないけど癒されるのでそうゆうことにしておこう。そして可愛いのはあんただよッ!
家入
家入
あ、そーいえば…あったあった、よっこいせっと…
ドンッと大きなダンボールが机に置かれる。
明らかに重そうなそれにあなたは警戒する。
夢主
何それ何それ…怖い怖い
家入
家入
五条があんたに渡しといて〜って言ってたんだよね、3日前くらいかな?渡すの忘れてたから今渡すわ
五条という名前に若干しかめっ面を晒しながらダンボールに手をかける。どうせゴミを詰め込んだみたいなやつなんだろ!?わかってんだよ!!ちきしょう!!
家入
家入
はい!321!
夢主
とうっ!
家入の掛け声に意を決してダンボールを開く…。
夢主
ッ…こ、これ!!!
家入
家入
ん?なにこれ…最新オーブン?
中に入っていたものはなんと最新のオーブンレンジだった。
夢主
ふおぉ…ちょうど欲しいなぁと思ってたやつぅ…え?なんで?なんで?ナンデナン?
家入
家入
おうおう…落ち着け
まさかのプレゼントになんで?を連呼するあなたを家入は落ち着かせながら煙草に火をつける。
家入
家入
ほら、あんた前言ってたじゃん…最新オーブンレンジが欲しい〜って
夢主
それを聞いてたと?
家入
家入
そうなんじゃない?
夢主
頭が上がらねぇ…ごめん硝子ちゃん、ちょっと感謝の儀式してくる
そう言ってオーブンレンジを抱えて扉の前に立つ。
いや地味に重いな…。
家入
家入
おーいってらー
タバコを吹かしながら手を振る家入に見送られあなたは医務室を後にする。

向かう先はひとつ!

五条悟がいる場所!
夢主
ごじょー!!!
五条
五条
どぅわぁッ!!!
オーブンレンジとともに無駄にデカい背中に体当たりする。
悪いとは思ってない。
五条
五条
な、なんだよッ…て、ソレ…
私が手に持っているデカい最新オーブンレンジを見て五条は顔を少し赤らめた。なんやお前…オーブンレンジに恋しとんか?…ってそうじゃないそうじゃない!
夢主
五条!これ、ありがとう!さすがに自分でそーゆー精密機械は作れなかったから感謝しかないッ!!尊敬は絶対しないけど!信頼と信用はしますッ!あとこれ!クッキーあげる!
我ながら全然可愛くねぇ謝罪をして全く有難いと思ってなさそうな感謝を述べて一応作っておいたクッキーを顔面にスパーキングして最新オーブンレンジちゃんを抱えて高速で部屋へと戻った。
夢主
うへへ…シフォンケーキ作ろっ!!!!
そう私は忘れていた。

今現代じゃん!!!

平安じゃないじゃん!!!!!

あっまくて、美味しいお菓子を作り放題なのだ!
夢主
オーブントースターでクッキー作った時に気づけよ私っ!
自分に叱咤しながらその日は夜遅くまでお菓子作りに勤しんだのだった。

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