第44話

Ep. 39
557
2024/03/06 09:20
あなた
はあ 、 はあ 、 はあ !!
病院についたあと 、 看護師に部屋の番号をきき 、 急いで向かう。
あなた
(( 306号室 、 306号室・・・ここかな
あなた
こふゆ さん !!
あなたの下の名前は勢いよく部屋に入る 。
あなた
あ 、 あれ ・・・
意識が回復したと聞いていたが 、 小冬はまだ 、 寝たままだった。
あなた
っ・・・
あなたの下の名前は 、 罪悪感と圧に押しつぶされそうになる 。
なぜなら 、 小冬を 殺しそうになった『薬』を作ったのは 、 あなたの下の名前だからなのだ 。
その『薬』は 、 小冬以外の人間も殺してしまっている 。
あなた
・・・・・小冬さんが 、 探していた人は私なの
あなたの下の名前は小さな声で語り始める。
あなた
アナタに 、 あんなことして 、
あなた
でも 、 私もやらなければ いけない理由があって、
あなた
ほんとうに ごめんなさい
あなたの下の名前が言い終わって 、 部屋から出ていこうとすると
飛鳥井小冬
だいじょうぶ 、 もう 、 許したわ・・・
あなた
えっ、 ?
飛鳥井小冬
薄々 、 気がついていわ 。 アナタの反応辛をみて、 ね
あなた
あ 、 ごめんなさいっ こんな風にさせちゃって
飛鳥井小冬
いいのよ 、 アナタがやったわけではないのだし 、 あとそのお陰でこうやって生きてるしね ?
あなた
きずいて 、 いたの ・・・ ?
飛鳥井小冬
ええ 、 そのまえに ドアを閉めてくれるかしら
さっき 、 あなたの下の名前達に 小冬の意識が戻ったと伝えにきた メイドがドアをしめる 。
あなた
協力者でもいるの・・・ ?
飛鳥井小冬
アナタが 1番早く私の所に来ると思って 、 話せるようにしていたのよ 、 笑
あなた
なる 、 ほど
どうやら 、 小冬の 思い好奇心は相当強いらしい 。
飛鳥井小冬
さっきの 話の続きだけど 、 私が『実験』をされて 、 倒れていたところを親にみつけてもらって
飛鳥井小冬
帰ろうってなった時に 、 ある女性に 手紙を渡されたの
飛鳥井小冬
その手紙がこれ よ
『まずは 、 ごめんなさい貴方にこんなことをして

まって 。 でも私達もやら無ければいけなかった

ことを理解して欲しい 。

でも 、 貴方はこれから毒に耐性がつき

毒が効かなくなるわ 。

‎﹋‎﹋‎﹋‎﹋‎﹋‎﹋‎﹋‎﹋‎﹋‎﹋‎﹋‎﹋‎﹋‎﹋‎﹋‎﹋‎﹋‎﹋‎﹋‎﹋

貴方の幸運を願っている』
あなた
この手紙 、 敗れているけど ・・・ ?
飛鳥井小冬
そう破れてしまっているけど 、 手紙から 毒が効かなくなると分かったから 、
飛鳥井小冬
私は自ら毒入り茶を飲んだのよ 。
あなたの下の名前は驚く 。
あなた
自らって・・・
飛鳥井小冬
いつも飲んでるお茶だったのに 、 お茶の色がちがかったしね ?
あなた
それなら 、 なぜお茶をのんだの ?
小冬は あなたの下の名前の質問に答えず 、 その場には沈黙が流れる 。
飛鳥井小冬
同じ姉なら 、 分かってくれると思ったのに 残念だわ 
あなた
え・・・?
飛鳥井小冬
そうね 。あと 質問はある ?
あなた
じゃあ "財閥"なのに 、 メイドさんが小冬さん達の扱いを貴族のようにしているのはなぜ ?
飛鳥井小冬
いい 、 質問ね 。
飛鳥井小冬
実は飛鳥井家はね 。貴族だったの 。
飛鳥井小冬
でも、 財産を失って 、 没落貴族になったのよ
飛鳥井小冬
今のメイド、執事達は 、 貴族時代のメイドの娘や 、 息子だからいまも私達に尽くしてくれるのよ 。
飛鳥井小冬
だから 、 私達も皆の優しさに答えるの 。
あなた
でも 今じゃ財閥 。凄いわよ
飛鳥井小冬
ふふっ 。 ありがとう
あなた
じゃあ私は 、 これで
飛鳥井小冬
ええ 。また

あなたの下の名前は病院の廊下にいき 、人目の付かないところまでいく


プルルルル・プルルルル・・
vermouth
『処理は・・・できなかったようね』
あなた
予想以上に『器』だったしね
vermouth
『まあ 、 もうあの子もアクションは起こせないと思うし 、 いいわ 。 もう』 
vermouth
『バーボンも 、 収穫はなかったかしら ?』
あなたの下の名前は少し悩む 。言うか否か 。
あなた
そうね 。今のところは 問題行動なし
vermouth
『そう 。 じゃあまたお願い。』
ブツッ



明るい声があったら 、 暗い声もある 。

でもその『暗い声』を作っているのは

『明るい声』。光があるから闇があるのと同じ。
あなた
私は 、 なぜ 闇にいるの ?































あとがき
今回のお話は 、小冬サンとあなたの下の名前ちゃんの対話のお話でした 。

最後にあなたの下の名前ちゃんが意味深なことばを・・・どんな意味なんでしょう!

今回で飛鳥井家のお話は終わりで次からは、 哀ちゃんとのお話になります・・・(ならないかも)
次もお楽しみに!!

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