病院についたあと 、 看護師に部屋の番号をきき 、 急いで向かう。
あなたの下の名前は勢いよく部屋に入る 。
意識が回復したと聞いていたが 、 小冬はまだ 、 寝たままだった。
あなたの下の名前は 、 罪悪感と圧に押しつぶされそうになる 。
なぜなら 、 小冬を 殺しそうになった『薬』を作ったのは 、 あなたの下の名前だからなのだ 。
その『薬』は 、 小冬以外の人間も殺してしまっている 。
あなたの下の名前は小さな声で語り始める。
あなたの下の名前が言い終わって 、 部屋から出ていこうとすると
さっき 、 あなたの下の名前達に 小冬の意識が戻ったと伝えにきた メイドがドアをしめる 。
どうやら 、 小冬の 思いは相当強いらしい 。
『まずは 、 ごめんなさい貴方にこんなことをして
まって 。 でも私達もやら無ければいけなかった
ことを理解して欲しい 。
でも 、 貴方はこれから毒に耐性がつき
毒が効かなくなるわ 。
﹋﹋﹋﹋﹋﹋﹋﹋﹋﹋﹋﹋﹋﹋﹋﹋﹋﹋﹋﹋
貴方の幸運を願っている』
あなたの下の名前は驚く 。
小冬は あなたの下の名前の質問に答えず 、 その場には沈黙が流れる 。
あなたの下の名前は病院の廊下にいき 、人目の付かないところまでいく
プルルルル・プルルルル・・
あなたの下の名前は少し悩む 。言うか否か 。
ブツッ
明るい声があったら 、 暗い声もある 。
でもその『暗い声』を作っているのは
『明るい声』。光があるから闇があるのと同じ。
あとがき
今回のお話は 、小冬サンとあなたの下の名前ちゃんの対話のお話でした 。
最後にあなたの下の名前ちゃんが意味深なことばを・・・どんな意味なんでしょう!
今回で飛鳥井家のお話は終わりで次からは、 哀ちゃんとのお話になります・・・(ならないかも)
次もお楽しみに!!
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!