君の中の瞳
𝑠𝑡𝑎𝑟𝑡⇢
教室の窓は開いてくる。
微かな春の匂いと風で包まれている。
この教室には今私一人だけ………。
窓の外には私の元彼、池亀樹音が写っていた。
やっぱり思い出してしまう。
別れた理由。
楽しかった思い出。
全てがフラッシュバックしてくる。
ねぇ、今の君はどんな思いなの……?
君を見る度に思い出してしまう。
やっぱりまだ未練があったのかな………。
そうやって窓の外を見て考えていた……。
その時__
不意を着く。間違ってない。
けど……やっぱり考えちゃってる…。
えっ!?壮大それってどう言うこと?私たち幼なじみなだけだよね……。
『俺じゃダメなん?』
その言葉が私の頭の中でループする。
そ、壮大………。
壮大|side
あ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"……。
何言ってんだろう俺……。
急に『俺じゃダメなん?』とかって……
嫉妬したってバレれたら……モヤモヤするー
やっぱり俺、幼なじみで止まってたくない。
ちゃんと「好き」って気持ちにさせたい。
だから……あなたの名字あなたの「{名前}」。
『俺の事ちゃんと見ててね。』














編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。