いや、ホントすいません。言い訳は最後長々と書いておきます。
─デビルズパレス 食堂─
あなた
(えっ、なんでムーがいないの?)
あなた
(だって、確かゲームだと私が指輪をはめてこっちの世界に来た日と同じ日に来るはずなのに、もう何日も来てない...)
あなた
(...え、ムーがいないと色々ヤバいじゃん)
ナック
主様、どうかなさいましたか?
あなた
あっ、ナック
あなた
あの、1つ聞きたいことがあるんだけど...
ナック
聞きたいことですか?なんでも遠慮せずに聞いてください!
あなた
ありがとう
あなた
えっと...最近、というか...私が来た日とか、もしくは私が来てからすぐぐらいに、喋る黒い猫を見た事は無い?
ナック
喋る黒い猫...?
ナック
ふむ...申し訳ございません...。見たことが無いですね...
あなた
そっかぁ...
あなた
(うーん...どうすれば...)
ラト
喋る黒猫さんの事ですか?
あなた
えっ...?
ラト
よく主様や他の執事さん達が「ムー」という名前で読んでいた黒猫さんですよね?
あなた
っ、そ、そう!
ラト
ふむ...黒猫さんが確かに居ませんね
ナック
ラトさんは喋る黒い猫の事を知っているのですか?
ラト
はい。私だけではなく、ナックさん達も知っているはずですが...まぁ、きっとこの事も覚えてないのでしょう
あなた
うーん...あっ、そういえばラトって凄く耳が良かったよね?
ラト
はい。屋敷の外の音も聞こえますよ
あなた
それなら、今屋敷の外からムーの声がしたりしない?
ラト
...いえ、全く聞こえませんね
あなた
そっか...
ラト
では、今度一緒に屋敷の外へ出て黒猫さんを探しに行きましょう
あなた
えっ、良いの?
ラト
良いですよね、ナックさん?
ナック
ラトさんだけですか...
ナック
...フルーレくんとミヤジ先生。もしくは他の誰かが1人でも一緒についてくるなら良いですよ
ラト
分かりました
あなた
ありがとう、ナック!
ナック
いえいえ。その...喋る黒い猫が見つかると良いですね
あなた
...本当にね...。絶対に見つけないとだよ...
ミヤジ
.....ラトくんが全く警戒していない。むしろ、あんなに心を開いているから、きっと元から知っていた。というのは本当なんだろう...
ルカス
おや?ミヤジも気になっていたのかい?
ミヤジ
...ルカス。あまり馴れ馴れしく話しかけて来るなと前言ったはずだが
ルカス
まぁまぁ。そんな事より...ミヤジも気になってるんでしょ?
ルカス
ラトくんと...特に、あの主様のこと
ミヤジ
...あぁ。
ルカス
うーん...主様は物凄く優しいし、面白いから全然大丈夫...というか嬉しいんだけど...
ルカス
私達と以前から面識がある。という事がどうしてもひっかかってしまうんだよね...
ミヤジ
あぁ...。
ミヤジ
それに...なぜラトくんだけが主様との記憶があるのだろうか
ルカス
うーん...ラトくんはやっぱり何か特別な子なのかなぁ...
ミヤジ
あと、さっき主様達が話していた「喋る黒い猫」。ルカス、お前何か覚えてはいないのか?
ルカス
いや、私も全く何も思い出せないよ
ルカス
どうやら、話しているのを聞いてると、名前は「ムー」というらしいけど...
ミヤジ
ふむ...。ちなみに、この事はベリアンは知っているのか?
ルカス
まだ少ししか話せてないね
ミヤジ
なら、ベリアンと...あと、ハウレスくんにも話しておこう
ルカス
そうだね。あっ、じゃあ今少しざっくり話しておきたいから...
ルカス
ベリアンとハウレスくんは...っと...
ベリアン
うっ...うぅ...私だって、私だってぇ...
ルカス
あ、あれ?なんでベリアンは酔っているんだい?
ロノ
え、えっとですね...
ラムリ
あ、アハハ...
ルカス
...正直に言おうか?
ラムリ
スーッ...すいません...。ボクがナックにイタズラでお酒をこっそりいれておいたんですけど、ナックとベリアンさんが座る席の位置を間違えてて...
ルカス
ラムリくん、イタズラでもこんな事してはいけないよ。少量飲んだだけでも厳しい人もいるんだからね?
ラムリ
す、すいません...
ナック
ラームーリー?
ラムリ
げっ...!
ナック
全く...あなたと言う人は...!
ラムリ
に、逃げよっと!
ナック
あっ、こらラムリ!
ロノ
えっ、ラムリさんナックさん?!
ロノ
もう夜だから危ないですよ!
ルカス
...外に行ってしまったね...
ロノ
全く...こんな大事な日に何してるんだか...
この後、酔いベリアンを慰めるのに必死になった執事一同であった
いや、すいません。
学校が始まりました。今日から真面目に投稿...したいと思っております。
今更なんですけど、なんで夏休みのうちに書きだめ作っておかなかったのか死ぬほど後悔してます
では、読んでくれてありがとうございました!
次回も読んでくれると嬉しいです!
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第14話 懐かしい指輪
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!