注意!!
rk(→)Lt
があります!!!
先に言っておきますが
Lt?→rkはないです!!!
地雷じゃなければお進み下さい!!!
Side ルカ
昼下がりの土曜日、出掛ける準備をしていると
ヒナに声を掛けられる。
具体的なことは伏せながらも肯定する。
そう軽く喋って家を出る。
そして集合場所の駅前に着く。
スマホで確認すると13時45分。
集合時間は14時だから少し早く着きすぎた。
時間潰しにXを見ていると
ラテさんが声かけてきた。
てっきり別人格になってから来るもんだと思ってたから首を傾げる。
最初は騙されたが普通に真似てるだけだと思い
そう問う。
戸惑う振りをしてるが何で信じると思ってんだコイツ。
少し溜息をつかれそう返される。
そもそもお前が前すぐ見抜けって言ったんだろ。
それで今度は面白くないって…めんどくさ。
そして余計なお世話だわ。
話してくれる奴ならこんな面倒なわけないし。
分かっててもめんどくさいな。
半ば諦めで言うと無邪気な笑顔を俺に見せてくる。
買い物の付き合いならヒナで慣れてるし
どうってことないだろと高を括る。
俺が指さしながら訊いたのは
ここから徒歩15分のところにあるモール。
どうやらコイツはそこに行きたいらしい。
そう言いながら俺の手を取って繋ぎ、
そのまま歩こうとした。
いやちょっと待て!!!
心底不思議そうな顔で見つめて来るけどそうじゃない!
そんな哀しそうな作り笑顔を浮かべられると
離した時に罪悪感があるだろ…。
振りほどくか少し考えていると
ふと、前めめさんがラテさんには歩行障害があると
言っていたことを思い出す。
何か急に足が痺れて動けなくなったりするとか。
歩いてるときに急に痙攣したら倒れたりするよな。
じゃあ何かあった時すぐ助けれるように
繋いでた方がいいか。
そう自分に言い聞かせて
そうしてモールまで歩いた。
そう言いながら俺の手を引っ張り連れてかれる。
そう言いながら2着見せてくる。
適当に返す。
そう会話してアイツは持ってきた服を戻しに行った。
そして次は文房具や小物とか売ってる雑貨屋に
連れてかれる。
別にラテさんの誕生日が近い訳じゃない。
3か月以上先のはず。
そう言って俺を置いて店を出ていった。
自分のアクセサリーは買うことはあれど、女物など誰かに贈ることがないのでどれがいいかあまり分からん。
これ完全にセンスだよな…。
スマホで軽く調べてみるが基本恋人に贈る用が出てくる
まあ普通友人にはあんま贈らないし当たり前だが。
ヘアピンはラテさん幾つか持ってそうだしいらないよな
イヤリングは…前耳痛くなったて言ってたし。
シュシュはめめさんやみぞれさん程髪長くないし
これもあんまいらないか?
いやでも三つ編みの時に結ってるしさっきの二つに
比べたらまだいいのか?
色々な悩み、結局シュシュにする。
だけどシュシュと言ってもここにあるだけで2,30ある。
ラテさんといったら緑だし緑にしようと思ったが
何となく、赤にした。
会計を済ませ、アイツを探しに隣の雑貨店に入ると
目を輝かせながらゆるキャラ化した小さな黒猫の
ぬいぐるみをじっと見つめていた。
その後も幾つか連れ回され、3時間くらい経った。
そう言ってラテさんの家に向かう。
笑顔で言うことじゃないだろ。
アイツがリビングに行ったのを確認し
さっそく取り掛かる。
料理を一口食べ、コイツが言葉を零す。
俺が作ったのは簡単に作れるものだったが
目を輝かせながら言われると少し嬉しい。
基本俺が作ったがまあ流石になにもしないのは
申し訳なかったのか箸と飲み物の準備だけはしてた。
物は買ってなかったがゲーセンで
ユーフォ―キャッチャーをしたりマリカしたりして
カフェでシフォンケーキ食って金を使い、
こうやって家にある食材使ったわけだが
コイツはそこのとこどう考えてるんだ?
少しの沈黙の後自信なさげな声が聞こえた。
その後も喋りながら飯を食って、
後片付けしていざ本題に入る。
そう言いながらノートを手渡す。
多分。めめさんが俺らに見せる前に見せてたら知らん。
そう言ってノートを開き俺に見せてくる。
…だったらこれさっき渡す必要なかっただろ。
余計な言葉は飲み込み、
小手調べに純粋に気になったところから訊く。
答えを濁され、不満気味に言う。
スマホにある録音データを流して様子を見る。
反応は少し渋い。……そして少し考えた素振りをして
俺にそう指示する。
ケロっというコイツに素っ頓狂な声を出す。
さっきのこともあって少し感情的になる。
コイツにどういう意図があっただろうとラテさんが
傷ついて苦しんだ事実は変わらない。
ガンッ
身体の力が抜け、テーブルに頭をぶつけそのまま伏せる
痛みはあるがそれ以上に眠く瞼も開かない。
意識が飛びそうになった時
そんな言葉が聞こえた。
Side ラテ?
眠ったのを確認し、席から立ち近寄る。
飲み物に盛ったのは睡眠薬。一切疑わず琉伽は飲んだ。
そこまで発し、
何とか琉伽をすぐそこのソファまで運ぶ。
こんな状況になっても
可愛らしい無邪気な寝顔を晒して。
さっき話したプランC。
濁したけど本当は子を成すこと。
だって子を成したらそうそう死のうなんて
思わないじゃん。
最初はあの人の振りをして告白し、
「手術が怖い」「人肌が恋しい」とか言って
抱いてもらうつもりだったけど万が一にも断られる
可能性があったから薬を使ってより確実な方にした。
それにもし途中で起きてもあの人を好いてるなら
最悪夢とか言って上手く丸め込めばいいだけだし。
あの人が生きていればそれだけでいい。
【あの人の1年前の記憶を模倣したただの人格】
一息置いて彼に跨る。頬を撫でると暖かい。
そして彼の服に手を掛けたところで
躊躇う。本当にすべきことなのか。
勿論これをしたらきっとあの人は生きようと思える。
だけどこんなの誰も望んでない。
そもそも現状でも十分でしょう。
これ以上部布石を置く必要もない。
あの人を、彼女らを信じるべき。
そこまでを自分に言い聞かせて
降りて毛布を持ってきて掛ける。
そう呟き、彼が起きるまで傍で待ち続けた。
Sideルカ
時計で時間を見ると7時30分。
喋ってたのが19時過ぎだったから
そんな2時間も立ってないと思うが…。
スマホで時間を見るとアイツの言った通りで
急いでヒナに連絡を入れようとすると
と返される。まあ連絡されてるならいいかと思い、
今から帰るとだけ伝える。
もう二度と会わない奴に別れの挨拶をして
ラテさんの家を出る。
…正直寝る前の一部はあまり覚えてない。
ラテさんの誤解が解け、
病気が完治するのをただただ願うばかりだ。
11/30
































編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。