その日は、雨が今にも振ってきそうな空だった。
今思えば、この女が私の人生の歯車を狂わせたのか
もしれない。いや、私の人生を狂わせた。
麗華ちゃんはみんなに好かれて、優しくて、美人な
女の子だ。でも私には当たりが明らかに強かった。
体育祭が終わるまではまだ、そのくらいだった。
体育祭が終わった日から、毎日のように私の事を虐
め、と言うより悪戯のようなことをしてくる。
初めは画鋲を上履きに入れる、等の小学生がやるく
らいの悪戯だった。でも、ある日から私に直接な
暴力が振られるようになった。普段のあの優しい
麗華ちゃんを忘れるくらいに。
正直私には、なんで麗華ちゃんがこんな事をするの
か分からなかった。だから、まだ分かり合える。
と信じて証拠も何も取らなかったのを私は一生
後悔する事になる。
そう言われて受け取るのは、
「放課後にいつもの所に来い。こなければ、、、
わかってるよな?」
と言う脅迫文。これを提出すればいいだけの話だっ
たのに、、、と思っても無意味だ。前の私は分かり合
えると信じてしまっていたから。
でも、流石にもう耐えきれなくなった。一番信用し
ているクラスのみんなに相談する。
この時私は。一番のクラスメイトに否定されて、何
かが切れた。
私は帰れない。いつもの場所に行くから。
月血あなた
15歳
157センチ
個性 月
月のようなナイフを出せる。詳細はこの小説を読ん
でください
虐められている
凪坂麗華
16歳
162センチ
個性 桃花
桃色の花を出す、操れる。
みんなに好かれている












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。