私はこの状況を打破しようと考えてみる。正直血に意思があるケースは初めて見る。この巨人をどうにかしなければ…
ガリッ…
血蝕解放───
───終わらない螺旋
巨人の周りを取り囲んだ私の血の剣を巨人に一斉に飛ばしてみるが、巨人の体の表面が少しボロボロになるだけで、効果はあまり無いようだ。
どうするかと策を考えていたら向こう側にいる皇后崎くんが自分のつけていた手袋を取り、腕に指を刺し込んで血蝕解放をしているのが見えた。
血蝕解放で造った武器で巨人の腕を這い上がり、首を斬ろうとするが巨人はそれを手で防いだ。
とりあえず巨人に1つでもダメージを与えるために武器を造ろうとした時、向こう側にいる四季くんが血蝕解放で銃を造り出しているのが見えた。
そもそも鬼の血は普通の人間の血とは異なる性質を持つ
鬼の血は「血液の形や強度を自由に変えられる」
自分がイメージした物が脳から発信され
神経だけじゃなく血管にも伝わっていく
そして傷口から溢れた血液にイメージが流れ込み形を造る
脳からの発信だからその者の趣味嗜好・経験にトラウマ等で造れる物が変わる
トラウマが反映される者
趣味嗜好が反映される物
経験が反映される者
造り出す物でその人の人生が垣間見えるとも言われている…
そうして独自の武器を血液で造り出すことを
いつからかこう呼ぶ…
「 血蝕解放 」
巨人がまた攻撃をしようと腕を振り上げたため、私は咄嗟に木の裏に身を隠し、様子を伺うことにした。
巨人が目線を向ける先に四季くんが居た。
その四季くんの言葉の後に巨人が四季くんの攻撃により真っ二つになる。
ポツポツという音がするなと思えば、四季くんの攻撃の影響で雨も降ってきたようだ。
四季くんが1歩踏み出したとたん前に倒れてしまった。
その無陀野先生の言葉を無視し、震えながら立ち上がる四季くん。
そう言いかけた無陀野先生の背後から皇后崎くんが襲いかかるが、無陀野先生はそれを咄嗟に防いだ。
最後まで見てくださってありがとうございます!!
更新サボってすみませんでした…
妖宵ちゃんの立ち位置というか…なにさせようかとかが難しくて結局木の影で見守らせるということになりました…トホホ
そういえば桃源暗鬼練馬編終わりましたね…泣きました🥲︎
次の日光・華厳の滝編も楽しみです!!












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!