思ってもいなかったことを聞かれた
別に助けようなんて思ったわけじゃない
なんとなく
きっと本心はこれだろうな
面白そうだし
どんな状態で捕獲されてるんだろう…
思ったよりもいい感じだ
面白かった
電気柵で囲っちゃうなんてね…
あぁ…わーわー叫んでる…
今は威勢が良くてもどんなになるのかな
なんか聞こえる
出てったらおもしろいかな
冬弥の口にタオル…?かな
まかれてて喋れてないじゃん
滑稽
意外とすごいな…
並の人間だとここでもう気絶しかけてるはずなのに
あ、半分かな
倒れた
並の人よりいいかも
あと3人だ
冬弥、か…
全員倒れた…
冬弥、ね
口だけのやつじゃないみたい
〜洗脳シーンのされる側視点〜
ここはあたりに何もない場所だった
唯一あるものといえば逆さに刺さった鉄骨が何本か
そして謎の屋敷、あとはおれたちの周りにある柵だ
変なものをかけられていたのか…?
ここの集められていたのは、14人
みんなそれぞれのリーダーがいないらしい
…俺らは彰人もだけどな
話を聞いていたり、戸惑っているせいでプチパニックになっているが
俺には見えた
コイツの裏に隠れている彰人を
すると彰人が姿を出した
口の周りに何かがついている
取ろうと思えば取れるだろうが…
今は本能が取ることを拒否している
アイツがそういうと、頭痛がしてきた
level3と言われた
その瞬間さっきより強い頭痛と、半数が倒れた
もう次は俺と神代先輩ともう1人、青髪のショートヘアの人しか残らなかった
その瞬間俺たちの意識は途切れた
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!