インターハイ予選当日
音駒の赤色のジャージを着て、荷物諸々を持って「重いなぁ」と独り言を言いながら会場へ向かう。
オドオドとしながら来た芝山は荷物を持ちに来てくれた。
芝山は何かを隠しながら黙ってしまった。
でも、この快感。この、何気ない会話が私は大好きだ。
そうして迎えた1回戦。
私はマネージャーではないため、2階の応援席に行く。
赤葦は小学校からの幼なじみでバレーも一緒にしたりして遊んでた。
試合の記録もしないといけないため、試合を見ながらゆっくり話した
『頑張ろうね』その言葉が横切った。でも私は頑張らない。緊張を近くで感じることができず、ただ分析して計算して、ノートを書いて応援するだけ。私はただ、それだけだ。だからその言葉は私が使う資格は無い。
なんで?なんでなんで?あの人、人の心が読めるの?実はアー○ャなの?でも資格なんて私にない。だから合ってたと思う。もう、












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!