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第6話

第五話:情報過多プリンセス
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2026/04/16 13:18 更新
城下町 夕方
あなたの下の名前達は窮地に陥っていた
あなた
宿屋が!!見つからない!
キラド
見つからないっていうか…
スラリッシュ
ピキー…
魔物お断りのところが多い,が正しいッキ、とキラドはしょげる
あなた
この時代に魔物差別とか!!ありえないでしょ!
キラド
とりあえずどうするッキか?
あなた
どこ行っても断られるし…
貴女達何を話しているの?
あなた
誰奴?!
それを言うのなら何奴じゃないの?
あなた
それは確かに 
…何奴!!
律儀なの?それともアホなの?
あなた
そんな褒めたって何も出ませんよぉ〜
もういいわ、終わりが見えない と謎の少女は凄く大きい溜息をした
- - - - - - - - - - - - - - - - - 
あなた
へー ナルシーさんはこの国の王女様なんだ
ナルシー
そうよ 私がこの国の王女
…一応勇者でもあるわ
あなた
どっちかが相場でしょ
いや…そうでもないか
どの歴史の本にもこの国の王子が勇者でした、と書いてあった気がする とあなたの下の名前は思い出す
キラド
本とか読むタイプなんだッキか?
あなた
身体を動かせ とかじいちゃんに言われないように
だったらこっちの方がマシだなって読んでたよ
キラド
やっぱりだッキね
どこかの話だと 天使が人間になって世界を守った って話もあるッキ
あなた
キラドってなんかやたら歴史に詳しいね
キラド
物知りがモテるのはどの種族でも共通だッキ
ナルシー
その…邪魔をして悪いのだけれど
どうして魔物と話せるの?とナルシーは不思議そうに 半分驚きを交えて聞いてくる
あなた
そんな事聞かれても
話せるからとしか、とあなたの下の名前は答える
ナルシー
理由になってないわね まぁいいけど
でも ここの国の人達はよく思わないわよ
そうナルシーは続ける
ナルシー
この国に来てから身をもって痛感したでしょ
この国の人達は 魔物を嫌ってるどころが疎んでるの
ナルシー
魔物が減らないからって勇者である私の事もね
あなた
仲良くしよう!って考えにはならないのかね!
キラド
そんな簡単な事じゃないッキよ
スラリッシュ
ピキャッ
キラド
人間は魔物の素材を
魔物は人間の肉を食らって生きてるッキ
互いにそれが当然だと受け入れてるからこそ今が成り立っている、とキラドは言う
キラド
仲良くしよう、が成立しちゃったら
それこそ何もかも成り立たなくなるッキ
あなた
難しいなぁ…まぁ確かに口じゃなんとでも言えるし
いつか実現させてやるぜ!!
ナルシー
真面目に彼が話してるんだから諦めなさいよ…
でも貴女達と話してると少し気が楽になる、なんてナルシーは小さな声で言ったのだった

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