城下町 夕方
あなたの下の名前達は窮地に陥っていた
魔物お断りのところが多い,が正しいッキ、とキラドはしょげる
もういいわ、終わりが見えない と謎の少女は凄く大きい溜息をした
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どの歴史の本にもこの国の王子が勇者でした、と書いてあった気がする とあなたの下の名前は思い出す
どうして魔物と話せるの?とナルシーは不思議そうに 半分驚きを交えて聞いてくる
話せるからとしか、とあなたの下の名前は答える
でも ここの国の人達はよく思わないわよ
そうナルシーは続ける
互いにそれが当然だと受け入れてるからこそ今が成り立っている、とキラドは言う
でも貴女達と話してると少し気が楽になる、なんてナルシーは小さな声で言ったのだった












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!