流星side
明日は退院の日。
大ちゃんと入れるのは嬉しいけど、
少し怖い部分あって複雑な気持ちだった。
看護士さんが今までやってきてくれたお世話は、
全部大ちゃんの仕事になって負担がかかる。
生活する上で必要なこと全部。
自分でも頑張りたいけど体調があまり優れていなくて、
少し歩くだけで息が上がってしまう。
何もできない僕に落胆してめんどくさくなって、
大ちゃんが僕に飽きちゃったらどうしよう。
こんなに何もできない無能は、
俺の邪魔になる、なにわ男子にもいないでほしい。
そう言われたら僕はどうやって生きれば良いのだろう。
そんなことばかりを考えていた。
そろそろ大ちゃんが面会に来てくれる。
どんな顔したらええんかな?
やっぱり退院なんてするべきやなかったんかな。
大吾side
なんて言いながらぽろぽろ涙を流す流星。
そんな姿を黙って見ていられるはずもなく、
俯いて自分の肩を抱いている流星を抱きしめた。
肩を抱くために力の入った手を両方握って、
落ち着かせながらベッドに座って向かい合った。
しっかり間を開けて、
流星の考える時間を確保しながら、
ゆっくりゆっくりきらきら輝く瞳に真っ直ぐ問いかける。
なんてさらに強く抱きしめられる。
流星は涙は止まっていないけど安心したのか
数分後には規則的な寝息を立てて眠っていた。
まだ完全に回復しない体力で、
ここまで頑張ってお話ししてくれた流星は、
誰よりも強くて頑張り屋さんやった。
流星side
今日は退院の日。
先生が朝診察に来て大丈夫ですよって言ってくれて、
後30分後には大ちゃんがお迎えに来てくれる。
ワクワクした気持ちで退院の準備をして、
大ちゃんが暇つぶしにって持って来てくれた、
温泉のパンフレットを読みながら、
大ちゃんのお迎えを待った。
なんやけど、1時間経っても大ちゃんは現れんかった。
不安になって電話をかけたけど出てくれなくて、
どんどん時間は2時間、3時間と進んでいく。
僕は大ちゃんにとうとう捨てられたんや。
胸が苦しくなって息ができなくなって。
俺は意識を手放した。
お久しぶりになってしまいました💧⤵️
私は先日、無事に第一志望に合格しました㊗️🎉
入学準備で忙しくてあまり投稿頻度は高くないですが、
これからもよろしくお願いします〜っ✋🏻⭐️
♡と☆はモチベになるのでぜひ🥹💗










編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!