第4話

🥀🦇/#3
110
2025/08/17 12:00 更新
休憩時間










──ねぇ、なんか今日テンション高くない?
なんかいい事あったの…?
あなた
ん〜?ただベースで苦手な所克服出来ただけだ♪
やけに声のトーン高い気がするけど…
あなた
いやいや。あたしは元からこの声だから!
へ〜…
(なんでだろう…)
(いつもより顔が緩んでるように見えるっていうか……)
(ニヤニヤしてる…)
あなた
あっ、今日ってレッスンの日?
うん、あなたちゃんも来る?
あなた
行く♪
楽しそうで何よりだよ…
まぁ来るってことは承知しておくね♪
あなた
(なんだ、薫も嬉しそうなんじゃん…)










レッスン前










あなた
そういえば練習着持ってきたっけな…
あなた
なんかやけに荷物少なかった気がするんだが……









ガサガサ…









あなた
はい、詰んだ。上着だけなかった
あなた
ん〜、どうすべきか……
あれっ、あなたちゃん?
そろそろレッスン始まっちゃうけど…
あなた
……
えっと…もしかして上着忘れたとか?
あなた
よくぞお分かりで
あなた
レッスンルーム涼しいのに普通に忘れた




パサッ



女の子は体冷やしちゃだ〜め。ほら、これ着て?
あなた
(こいつ…)
あなた
(多分本心で言ってるトーンでムカつく……)
あなた
あ、ありがと…
あなた
…薫は大丈夫なのかよ、Tシャツ1枚だけで
俺は結構動くからむしろ暑いくらい。だから安心して♪
あなた
(何も言えねぇ…)









ガチャッ…











晃牙
あっ、羽風先輩!遅せぇ
ごめんごめん、遅れちゃった〜
あなた
…遅れました〜……
あなた
(何この空気……)
あなた
(全員目見開いてこっち見てんだけど…)
か、薫くんや…嬢ちゃんと何があったのじゃ……
別に〜?
ただあなたちゃんが上着忘れちゃったらしいから貸してるだけ。男として当然のことをしてるだけだよ♪
アドニス
うむ、随分男前だな
晃牙
あなたの顔赤くなってんぞ…
あなた
……







スッ…







あなた
(なにこれ恥ずすぎ…マジで最近どうしたんだあたし)
あなた
(顔上げれば視線ばっか感じるし隠せばなんつ〜か…薫の匂いってか……)
あなた
(逃げ道ねぇ〜…!今日は普通に参加する予定だったし居るしかないけど…)







〜♪







あなた
〜♪
あなた
(思いのほか弾きにくい気がする…)
あなた
(そりゃそうだ。薫の方がデカいんだぞ)
あなた
(今はこっちに集中…)







ポチッ







あなたちゃんってこの曲弾けたの…?!
あなた
昨日コソ練してたんだ♪
あなた
コードも用意するの面倒臭かったから耳コピ。一日でここまでできるあたし凄いと思うんだけど
部活動ではやってなかっただろうに、嬢ちゃんは才能があるのう……♪
あなた
当然当然♪
あなた
このノリでさ、こ〜がと合わせたい所あんのよ
あなた
今度付き合ってくんね?
あなた
前やったあれだから!
晃牙
仕方ねぇな、やってやんよ!
あなた
やっぱそう来なくっちゃ♪
アドニス
楽しそうで何よりだ。俺も力になれたら嬉しい
あなた
んじゃアドニスはボーカルだな、丁度曲調的にも
あなた
はい決まり、2人とも宜しくな?
晃牙
おう!
アドニス
うむ

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