あれから数時間がたった
私_________半里は不思議に思う
あれっきりみんなの姿は見えない
半里の役職は村人
何もわからない…
強いて言うのなら眠ちゃんが占い師だろうくらい?
そう考えてる時、放送が入った
…
そう、甘元ちゃんが仕切る会議が始まった
でも、結局大した情報は得られずに能力発動時間が来た
白ちゃんか、甘元ちゃんか
そんな簡単な二択
いうほど喋らない白ちゃんと、会議を仕切る甘元ちゃん
どちらを怪しむかで決めたら白ちゃんかな
それからも、白要素や黒要素などいろんなことを話し合ったが、結局は結論は出ず…
その瞬間、白ちゃんの片足から花が生える
花は…スノードロップ
みんなは話さない
言うことができないから
そして徐々に白ちゃんの体は欠けたり溶ける
もう、終わりかとその時、半里は聞こえた
その言葉を最後に、白ちゃんは退場した
作戦ってなんだ?18ってなんだ?
そう半里は考えながら別のことを心配する
そう、あいが断言口調で言う
でも、個人的にも思ってた
してやられた
狼は、甘元ちゃんだ
そう不気味に笑う彼女は茶果甘元ではない
そういう名前の人に憑依した
悪魔だ
半里の部屋
確かに、なんで時間が後、1時間の時に食堂に来たのだろう
それはスキルで襲撃するためか…!
そして範囲の問題でせよがやられた
なんでっ!
…フィルギアはいない
つまり、守ってもらえない
ああ…私達現実からも退場するんだ…
…せめて、本当の私を出したかったなぁ…
数時間後、コンコンっとドアを叩く音が聞こえる
甘元ちゃんの声と狼の声が合わさって、現実を見てしまう
私の許可ももらってないのに勝手に言い始めた
そういい狼は私の目の前に来る
食べられる__________
その時
ビリッビリッビリッビリッ!
その時、初めて甘元ちゃんの本音が聞けた気がする
そして、このゲームは終わりを告げた
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!