スンミンは昨日突き放したはずのヒョンジンが自分の教室にいることにひどく動揺した
もしかしたら自分の後を尾けてたのか、と不安になって来る
スンミンはニコリと笑ってヨンボクの方を向いた
ただ、その目は笑っていない
必死に言い訳しようとするヨンボク
🔔キーンコーンカーンコーン
しかし、タイミング悪くチャイムが鳴ってしまう
スンミンは怒った顔でヨンボクに告げた
点呼の時間
先生の言われた通り、ヒョンジンは前に立つ
ヨンボクはヒョンジンが「王に命令するな」とか言いそうでヒヤヒヤしたが
「学校では先生の言うことに従う」ことは知っていたのか、
何も問題は起きなかった
ヨンボクがホッと胸を撫で下ろした束の間、
ぶっ飛んだ自己紹介を始めた
しかも、語尾が丁寧であるのが余計にヤバさを感じる
ヒョンジンと先生が言い争い、クラスメイトはどよめき始める
ヒョンジンの事情を知るヨンボクとスンミンはこの事態を収拾すべく小声で相談し始めた
このままヒョンジンの話が真実だと主張しても、
彼が鏡から出てきたことを知らない皆は絶対に信じないだろう
だが、ヒョンジンの話は嘘だって言っても、
先生は自己紹介をやり直させ、ヒョンジンは嫌がると言うループは終わらない
考えに考えたスンミンの頭に一つアイデアが生まれた
スンミンは自分を頼もしげに見つめるヨンボクを横目に立ち上がった
2人がスンミンの方を振り返る
厨二病である
ヨンボクはヒョンジンに憐れみの目を向ける
先生を含め、クラスメイトのみんなは「ヒョンジンは重度の厨二病」ということで納得した
優等生キム・スンミンのおかげである
思わず口に出たヨンボクの質問を無視して先生はヒョンジンに話しかけた
誤解が解けたのではなく新たな誤解が生まれただけなのだが、
ヒョンジンはそれを知る由もない
急に真剣な顔をしたヒョンジンを見て、スンミンは悪寒がした
スンミンは思わず頭を抱えた
実は、私がこれと同時進行中の作品である「オカルト研究会の摩訶不思議」
二つの世界線は繋がっています
同一人物として登場するキャラ(メンバー)もいます
興味がある方はぜひ読んでみてください
しかし、この作品と雰囲気がガラリと変わり、
ケミも味噌とヒョンリクスが中心なので
地雷の方は🔙
















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!