※リスカ・アムカ等自傷行為をしていた🌸に対する反応集
※自傷行為描写あり!!
※支部にも掲載済み
越前
ふとした瞬間に手首傷を見られてしまった。
「ちょっと、何それ。誰にやられたの?……は?自分でやったって?」
「……びっくりした。ほんと、想定外」
越前くんは一瞬言葉に詰まったが、すぐにいつものクールな感じに戻った。いや、少しだけ違うかもしれない。私には彼が怒っているように見えて、つい謝った。
「なんでアンタが謝るのさ。理由がないでしょ」
帽子をかぶり直した彼は、私の目をみて続ける。
「アンタが痛い思いするのは嫌。絶対に嫌。ワガママだって思われてもいい。もうしないでよ」
※子供っぽさと彼氏らしさの両立。
手塚
「今すぐそれを止めろ」
腕を掴まれ、カッターを取り上げられた。傷口からはまだ血がわずかに流れ出ている。振り払おうとしても、彼の握力が強くてびくともしない。
「どういうことか説明してもらおうか」
そう詰められて私はしぶしぶ口を開いた。
「そうか。自分を保つためか」
少しは納得したようで、彼は私の腕を握る力を弱めた。
「訳も聞かずすまなかったな。俺もまたお前が壊れることを望みはしない。だがしかし、どんな形であれお前が傷つくのは好かない。身勝手な願いであるのは承知だが、一人で背負わないでほしい」
※同族嫌悪というかとにかく大事にしろと言いそう。自分のことは棚に上げて?自分を大事にさせたがる。自分も彼女のことが大事だから。
大石
「ねえ、それ、その傷は……。見ても大丈夫かい?」
大石くんは袖から覗いた傷に気づいた。私は腕を差し出し、袖を捲った。彼がごくりと唾をのむ音が聞こえた。
「思ってたよりも深かった。……こんなこと、こんなこと」
彼は眉間に皺を寄せて噛み締めるように何かを言おうとした。だが、その続きの言葉が紡がれることはなかった。彼は一度深呼吸をして、優しく問うた。
「手当をきちんとしているのなら、俺は口を出せないよ。……これは君が生きようとした証ということなんだろう?」
「だけど、できることなら困りごとなんかは俺に話してほしい。お願い」
不二
彼の目が少しだけ開いた気がした。
「誰にされたの?キミをそうさせたのは何?」
怒りを孕んだ声。問い詰められているような気分になった。全部自分のせいだ、自分が悪いから辛いのだ。他の誰も悪くはない、責められない。ありのままを話した。
「キツかっただろうね、全て分かるわけじゃないけど……。キミが全部背負う必要はないと思うな、それでキミが苦しむならなおさら」
手をぎゅっと握られて、そのまま抱き寄せられた。
菊丸・
「……!タンマタンマ!ちょっと何やってんのさ!」
彼は、私の手からカッターを奪った。私はそれを茫然としたまま見ているだけだった。
「すごい痛そー……手当てしていい?」
困り顔の彼は、そっと私の腕に触れた。誰かに触られることなんて今まであんまりなくて、なんだかすごく緊張した。
「びっくりした。それに、キミが泣きそうな顔してたから心配だよん。ねえ、何があったの?よければ聞かせて」
河村
乾
「君が心理的ストレスと孤独感を感じている確率、78%。そしてそれは傷として表れている筈だ」
乾くんは、私の腕を服の上からなぞった。やましいことをしている自覚はあるので、彼と目を合わせられなかった。
「俺の予測は残念ながら当たっているようだな」
彼は少し寂しそうな声で零した。
「無理に止めたとしても、その根本の気持ちが変わらなければ傷は増えることだろう。説得したとして、それがうまく働くとは限らない。だから、一緒に解決策を考えないか。俺のエゴであることに変わりはないが、君が傷つくのを見たいとは思わないからね」
海堂
まだ新しい手首傷を見た彼は固まった。ぴしっと音がするように分かりやすく。
「お前……なんだ、それは」
見られたことでどうしようもなくなって全てを話した。
「そうか……とりあえず手当てするぞ。膿んじまう」
血を拭われて消毒されて、包帯を巻かれる。
「強く生きるためには、痛みや苦しみが付きモンだ……けど、お前のこれは違う気がする。上手く言えねえが。足掻くならもっと他の方法があるだろ」
消毒液の染みる感覚が中々抜けなかった。
※努力の方向性という視点から。
桃城・
「ちょちょちょっ……!ストップストップ!一旦それ俺に渡してくれるか?」
私は大人しく持っていたカッターを渡す。今日はまだ傷つける前だったから、カッターは汚れていない。彼はそれを私の手の届かない所に置いた。
「痛かったか?」
その問いに軽く頷けば、彼は優しく頭を撫でてくれる。
「お前がキツい思いしてるの気づいてやれなくて悪かったな。でも、俺がいればもう大丈夫だ。な?」
※何気ない優しさ
氷帝
跡部
「お前、何を……腕を切ったのか」
驚きを隠せていない跡部くんと目が合った。彼はそのまま私からカッターを取り上げ手当てを始めた。消毒液が傷に染みる。
「なぜこんなことをする。お前自身を傷つけることに何の意味がある」
自分は居てはいけない。これは自分が生きていることの罰だ。私はそう答えた。
「生きていることの罰?なんだそりゃ。そんなこと誰が決めた。お前の存在は何よりも価値があるものだぜ」
「それでもまだそんなことをしたいなら、せめて俺様の見ていない所でやれ。もちろん、傷つけさせる気はねえがな」
忍足
「ナマエ、ちょっとええか」
人の来ない教室へ招かれて付いて行く。
「この前な、それ見えてもうてん。何かあったか?理由教えてくれへんか」
心臓がどくりと鳴った。私は腕を隠すように後ろに回し、首を横に振る。
「さよか、ほんなら……俺はナマエの体や心が傷つくんは嫌やってことだけ覚えといてな」
「話してくれるまで待ってるからいつでも来ぃや」
そう言って彼は私の頭を撫でてくれる。そっと顔をあげると、丸眼鏡の奥が少しだけ揺らいでいたように見えた。
向日
「あれ、どうした。暗い顔してんなー……具合でも悪いか?」
向かいの席に座った向日くんが顔を覗き込んできた。「大丈夫」と笑って返すが、彼の視線は私の手元に注がれていた。私の利き手には百均のカッターが握られていた。
「おま、それ……はぁ?」
彼は戸惑いながら刃物を取り上げ、床に投げ捨てた。
「ばか!お前なぁ、お前……。俺、お前のこと全部はわかんねぇよ。でも、元気なさそうだったから、キツい思いしてたことは分かる。なんでもいいから無理すんな!」
芥川・
「あれ、怪我してるー。どしたのー?」
いつも通りのふわふわした感じで話しかけられた。私は咄嗟に手を後ろに回し、何もないと答える。これ以上いい返しが思いつかなかったから。
「元気もなさそうだCー。嫌なことでもあった?」
聞かれたけれど、どう話せばいいか分からなくて黙り込んだ。
「話したくなるまでまってるから」
一言残して眠るかと思いきや、こちらを見つめている慈郎くん。私はゆっくりと口を開いた。
宍戸
「お前、それ随分痛そうだな」
鳳
「どうしたの?」
日吉
「怪我をしたのか」
新しい手首傷を日吉くんに見られ、そう言われた。私は頷いて、ドジをしたんだと言い訳をする。
「お前は本当に抜けているな。……俺が嘘を見抜けないと思っているとは」
誤魔化そうとした罪悪感で彼と目を合わせられなくなる。
「そんな顔をするな。ただ少し驚いただけだ」
「お前は独りで抱え込むのが好きなのか?そうじゃないなら遠慮なく俺に頼れ」
※なんかリスカとか知ってそう
樺地
立海
幸村
手を洗ったあと捲った袖を戻し忘れて、傷を見られてしまった。
「その傷どうしたの?」
私が腕を後ろに隠す前に、幸村くんの手ががっちりと手首を掴んでくる。回らない頭で言い訳を考える。一昨日うっかりカッターで切ってしまったのだと。
「こんなにいっぱい?こんなに深く?」
そう詰められれば私はもう言い逃れなんてできなかった。
「そっか。俺はキミが傷つくのは嫌だ。お願いだから止めてくれるかい?」
困ったようにそう告げられて抱きしめられた。私はどうしたらいいのか分からない。
真田
誰もいない教室で、自分へのどうしようもない嫌悪を発散していた。大して綺麗ではない肌に赤い線が走る。
「……ミョウジ?」
教室の後ろの扉から真田くんが姿を覗かせていた。私は慌ててカッターを隠し傷をティッシュで拭った。そうして何食わぬ顔で忘れ物でもしたのかと問うた。
「ああ、確かに物を取りに来たのだが……それよりもお前腕を怪我しているじゃないか」
そう言ってささっと手当てをしてくれた。
「俺の見間違いでなければ……故意に傷つけていたようだが、なぜそんなことをするのだ」
心底理解不能だという顔をしながらそう聞かれたが、私の力では説明に途方もない時間がかかりそうだ。戸惑った目を見つめるだけだった。
柳
「腕を見せてくれ」
決して強い口調ではなかったのに、逆らうことができなかった。袖をまくれば、腕に新しいものから古いものまで複数の傷が見える。
「これはどうした」
あらかじめ考えていた嘘をつく。猫と遊んでいて引っかかれたのだと。
「お前が嘘をついている確率87%。お前の家に猫はいない。お前が猫好きだというデータもない。なにより、この新しい傷は今日できた筈だ。にもかかわらずお前の服にも靴にもどこにも猫の毛一本ついていない」
柳くんの分析力と観察力にぐうの根も出なかった。
「お前を責めたい訳ではない。理由があるのなら正直に話してほしい」
仁王
「お前さんも不器用じゃの」
ふとした拍子に手首傷がばれ、切り傷が刻まれた手首を仁王くんにまじまじと眺められる。これは単なるドジやうっかりやポカなんかじゃなくて……と言い淀むと、彼は頷いた。
「ああ分かっとるぜよ」
彼はこの傷の意味を知っていて不器用だと表現した。それはなぜだろう。彼の真意が分からず戸惑っていると、こう続けられる。
「真面目過ぎて、手を抜くことを知らん。いつか壊れてしまいそうじゃ。だからお前さんは不器用なんぜよ」
「”それ”でお前さんが壊れずにいられるんならそれでいい……じゃが、ほどほどにの」
丸井
「辛かったか?」
大丈夫だと嘘をつく私を、丸井くんは困った顔で見つめる。それからゆっくり私の腕を撫でる。
「随分ワイルドな傷だな」
長い沈黙の後にそう零した。彼の心の中では驚きが生まれた筈。そして拒絶を飲み込み、認めた。それを私を守る言葉で表してくれたんだ。
「俺としてはお前が痛い思いするのは嫌だけどよ……」
それから今まで以上に気にかけてくれるようになるが、自傷により気を引いているのだと申し訳なくなった。
「あんまり気にすんな、俺が好きでやってんだから」
柳生
「随分深く切ってしまったのですね、大丈夫ですか」
傷跡が小さいからと絆創膏を1・2枚貼るだけにして登校したところ、ガーゼ部分に組織液が染みているのを見られてしまった。私は自分のドジさを笑うフリをした。
「貴女は隠し事が苦手なようですね。なんとなく分かるものなのです。嘘か本当か」
柳生くんは私の顔をよく観察したのちに言った。それからさっと手を取られる。
「もちろん、すべての人間は外行きの自分を演じているものです。ですが、貴女のそんな姿は……私の心臓に悪いんです。ええ、自分勝手だとは存じていますが」
ジャッカル
うっかり腕をまくった時に傷を見せてしまった。
「わ、悪い……見るつもりはなかったんだ」
バツが悪そうな顔をしながら目を逸らすジャッカルくん。嫌なものを見せてごめん、と私も捲った袖を戻しながら謝る。
「俺のことは気にすんな。嫌だとかそんなことは思わねえよ。お前が辛くないならそれでいいんだ」
それから彼は彼は眉間に皺をよせ、心配そうな口調で話す。
「ただ、手当てだけはちゃんとしろよ?膿んだら大変だからな」
赤也
私は自分の血で錆びたカッターを手にしている。たった今、赤也くんに自傷行為の現場を目撃されたところだ。
「はあ?なんで自分で切るんだよ!意味わかんねーっての」
驚きと困惑で彼の頭はいっぱいのようだった。始めこそ明確な理由があった気がするが、今になってはもはや習慣みたいなものになっていた。食事や睡眠のような。
「とにかく、もう止めろよ?お前が痛い思いするのは嫌だ」
無理なものは無理、と首を横に振る。ダメなものだと分かってるのに。
「……そ、そーかよ!無理なのかよ……でもなんかあったら俺に言えよ!忘れんなよ!」
比嘉
木手・
暑い夏、私は青空の下で長袖の体育着を着て立っていた。傷を隠すためだ。
「この時期に長袖ですか。熱中症になりますよ」
近くに立っていた木手くんから忠告された。当たり前だ。それに、この格好はとても浮く。だが、腕に刻まれた生々しく醜い傷を見せることはできなかった。腕を隠すようにして曖昧な返事をして誤魔化す。
「……そういうことでしたか。すみませんね不躾に。……ですが、あまり一人で背負うものではありませんよ」
平古場
「ぬーや、うり。怪我したんばー?痛そうやし」
半袖シャツの下から傷が見えたようで、平古場くんに心配された。
「怪我したんばー?痛そうやしー」
優しく腕を撫でてくれる平古場くん
「ナマエもドジやしー」
さりげない、ちょっとにぶい。ピンと来てない
甲斐
「くぬふらーが」
知念
田仁志
四天宝寺
白石
「なんや、怪我したんか」
袖から傷が見えたようで、そう聞かれた。私は適当に誤魔化した。
「よう手当したか?ばい菌入ったら大変やで。見してみ」
渋々腕を見せれば、白石くんの顔が強張るのが分かった。適当に血を拭ってガーゼを当てているだけの雑な処置しかしていない。そして、この傷の意味にも気づいたことだろう。
「痛ないか?」
彼はそれだけ聞き、黙々と私の腕を手当てし直してくれた。最後に包帯を完璧に巻かれる。
「これで俺とお揃いやな」
「もしまた怪我したら俺が手当てしたるから来たり。怪我する前でもええで」
忍足
謙也くんは私の腕を見て固まってしまった。
「どういうことや、これ」
それから私の手を引いて走り出そうとする。きっと保健室行きだ。これ以上他の誰にもバレたくない。私はどうにか踏ん張ってその場ににとどまった。
「……どこで何して怪我したんや。それとも……誰かに」
困惑した顔で聞いてくる。私はただ全力で首を横に振るのみだった。
「そっか……今は痛ないか?」
そう聞かれて頷いた。
「ならええんやけど……うーん、せや!新しく作ったネタ見てもろてええか?持ちネタ増やしたくてなあ」
謙也くんは私の意識を逸らすのに必死だった。私はそれに乗っかった。
千歳
うっかり見えていただろうに、千歳くんは何も言ってこなかった。その気遣いに感謝しつつも、自分では止めたいと思っていたので相談するか迷っていた。
「顔、暗かね。悩み事でもあると?」
せっかく気にかけてくれたし、彼のことを信頼していたので思い切って打ち明けてみた。
「ナマエから言ってくれてよかったばい。その傷の意味が分からん以上はなにも言えんかった」
二人で色んな方法を話してみた。使えそうな方法からそうじゃないものまで。いい代替案が見つかりそうだった。
「呑まれそうになったら、俺を呼びなっせ」
※改善の余地あり
石田
小春・
「ちょっとどうしたん!?せっかくの綺麗なお肌が傷だらけやないの!!」
私の手を取って、まじまじと眺める小春ちゃん。見られるのはちょっぴり小恥ずかしいし気まずい。
「ごめんなぁ。確認なんやけど、誰かに何かされたわけやないやんな?事情聴いてもええ?」
私は頷いて事情を話した。今の気持ちとか、抱えている悩みとか。きっと他の人にとっては取るに足らないような些細な事のはずだ。
「そないなことがあったのね……ホンマに頑張ったんやね、お疲れ様よ。せやけど、そこまで追い詰められてるのはアタシも苦しいわぁ。少しだけ休まない?」
一氏
財前
「なんすか、それ」
財前くんの視線の先には醜い線だらけの腕があった。私は慌てて自分の手を体の後ろに隠す。それからなにかそれっぽい理由を言おうと口を開いた。
「……言わんでもいいっすわ。きっと俺が考えとるまんまだと思うんで」
「だいぶ深めにいっとったみたいっすね。結構痛かったんとちゃいますか」
淡々と事実と感想を述べる彼。だけど、肯定も否定もされなかった。
「先輩はどうしたいんすか」
そう問われたけど、私は答えを出すことができなかった。
遠山
「ねーちゃん、手どないしたん?大丈夫なんか?」
すぐ治るから大丈夫、と答える
「痛いの痛いの飛んでけー!」
元気いっぱいにおまじないをかけられて、よしよしと頭を撫でられた。
「ねーちゃんはうっかりさんなんかな。気ぃつけなアカンで!痛いのはねーちゃんも嫌やろ?」
痛いのは別に嫌じゃないんだけど……。なぜ痛みを厭わないのか、なぜこんなことをするのか自分でもうまく説明できる自信がなくて、いろいろな言葉を飲み込んで頷いた。どうしようもない気持ちはきっとまた傷になるだろう。
「せやけど……ワイは何回でもちちんぷいぷいしたるで!」












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!