あなた side
朝の稽古が終わり、屯所をぐるぐると歩き回ってるけど
明らかに重要そうな物はっけーん
まさか任務とか言わないよね?
そう言ってニコチン野郎はどっか行った
てか、さっきアイツなんて言った?
桂の居場所を突き止めた?
それに関する資料?
それから導き出される答えは一つ
しかも攘夷志士捕まえるとか
……ちょっと待って、
え桂ってあのヅラでしょ?
狂乱の貴公子とかいうあのヅラでしょ?
無理無理無理無理無理無理無理無理無理ッッッッ
あなた side
大丈夫、大丈夫…
あの時、彼らが差し伸べてくれた手を払ってしまったのは私だから
辛い中、彼らに酷い言葉をたくさん浴びせてしまったのは私だから
そんな私が、今更過去を振り返ってはだめ…
彼らのことを、考えてはダメ…
やっぱり、いる…
でも私はもう真選組だから
遅れを取らないように急いでみんなのもとへ駆けつける
大丈夫、大丈夫だったはずなのに…!
なんで…!
なんで貴方がここにいるのッ…?











編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。